今日雨降んのかよ
どうも、仮湯です。
この作品が人生で初のちゃんと書いた小説です。
結構前から小説を書いてみたいと思っていたのですが、中々踏ん切りがつかず、いたのですが、いきなりパッと書いてみようかなという気持ちが強くなり、思い立ったが吉日と思い、書いてみちゃいました。
つたない文ですが目に留まったのなら、なにかの縁ですし読んでみてください。
どうも、
俺の名前は倉本 柊、今年の春から佐倉川高校の高校二年生になったばかりの学生。
趣味ゲーム・読書・映画鑑賞、好きなものはアニメ、マンガ、ゲームにテレビ、そして動物が好きで特に好きなのは猫といういたって普通のオタク男子高校生
なんだけど、先日マンガやアニメでしか見たことないような場面に出くわしたんだ、それは4月の始業式があった日、生憎の雨の日のことだった。
「うわー、そういや今日雨だってテレビで言ってたの忘れてた。今朝は遅刻しそうでバタバタしてたから傘持ってねーじゃん、どうすっかなー、好きなラノベの新刊発売日なのに・・・」
そういってシュウが昇降口で棒立ちしていると後ろから誰かが話しかけてきた。
「・・・もしかして、傘忘れたの?、よかったら使う?・・・」
そう言ったのは、今年からクラスメイトになる、平川 美月、彼女は一年の頃からこの学校ではちょっとした有名人だ、肩口をくすぐるぐらいの長さの黒髪で、身長は156センチ、少しつり目でどこか猫っぽい顔立ちをしてる。
凛とした立ち振る舞いや、神秘的な雰囲気があって俺たちの学年の男子の多くは彼女にしたいと考えてるという噂をシュウは思い出した。
なぜシュウが平川を覚えてたかというと、猫好きなシュウからしたら猫っぽい雰囲気の女の子も少し気なるから記憶に残っていただけの話だ、シュウと彼女の接点はないに等しい、今年からクラスメイトになる以外ではたまに図書室で見かけるくらいだ。
だからシュウは自分に話しかけてきた平川が意外だった。
「え・・・俺に貸してくれるってこと?」
「そうだけど、何か?」
「いや、俺とお前ってあんま話したことないから、話しかけてきたことにビックリしただけ」
「お前じゃない・・・」
「え?」
「私にはちゃんと平川美月って名前があるわ」
そういってミズキはシュウの正面に立って言ってきた、それに一瞬シュウはたじろいだが、しっかりと顔を見て。
「ああ・・・すまん、平川」
そういって彼女の目を見た瞬間、頭の中に記憶にない風景と小さい女の子が浮かんだ。
「・・・?あれ?・・・前にどっかであったことあったっけ?」
「・・・っ、さあ?おぼえてないわ、でも・・・今日からクラスメイトでしょ、クラスメイトが困ってるところを知らんぷりして素通りするわけにはいかないもの」
一瞬、言葉に詰まっていたのが気になったシュウだが、そんなことよりも傘が借りることができるというチャンスに意識がいってしまった。だがふとシュウはあることに気づいた。
「え・・でも俺に傘渡したら平川はどうするんだよ?傘ないと平川も帰れないじゃん」
「私は予備の折り畳み傘がバックにあるから大丈夫、気にしないで借りていきなさい」
用意がいい子だとシュウは感心した。
「そっか、お前しっかりしてるし優しいんだな、わかった、じゃあすまんが借りるわ、ありがとな平川!」
そういってシュウは借りた傘を広げ、行きつけの本屋に走った。
そのうしろ姿をミズキはじっと見つめながらポツリとつぶやいた。
「どっかで会った事あったっけ・・・か、覚えてないなんてちょっとズルいわ・・・」
そうしてシュウの物語が始まるのだ。
タグ付けした異能力バトルなんですが、もしかしたらこの先異能力バトルがあるかもしれないですしないかもしれないですw
この先はその時の自分が思い付きで書いていくと思うので今の僕にもわかりません。
おおよそのストーリーは考えてますがそれも途中で変わるかも・・・