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雑多  作者: 莉猫。
~雑多の章~
9/170

理想と現実



久しぶりに


わたしと会ってきた


彼女は今の状態に満足していて


後悔している過去も


笑い合った友達も


受け入れて


どんなに辛いことでも


逃げずに戦っているという








失敗もするし涙が出る日もあるけれど


それでも前に進んでいるという


そしてこれからは有名な人になると


まったく抽象的な夢を


描いているらしい


過去の友達や恋話でしばらく


彼女と盛り上がっていたけれど


私は彼女に嫉妬というような


羨ましいような憧れているような


そんな感情を抱いていた






わたしという人は


可もなく不可もなく


一度見たら忘れてしまいそうな顔を


しているけれど


何か引っ掛かるものがあるんだ





わたしと手を振ってさよならした後


私はとても悲しくなった



わたしと私はいつも一緒にいる二人だった



だから悲しいのだ


こんなに理想と現実の距離が


離れてしまったのかと思うと






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