表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雑多  作者: 莉猫。
~雑多の章~
80/170

午睡

髪の毛をすり抜ける風が心地よい

青天の昼下がり

ベッドに横たわり

真っ青な美空を見上げ

在りし日の君を

夢想する



一人きり

部室の窓を開けて

曇り空の下

バッドを振る君の姿を

じっと見つめる私



心臓の高鳴りを抑え

風に煽られ靡く髪を

耳にかけた在る夏のこと



好きということを告げて

進展しないまま終わった恋

私はこれで良かったんだ

君に思いを伝えられたなら



今 君はどうしているだろう

太陽の光を受けどこまでも行く

飛行機を凝視する



あの飛行機は何処まで行くのか

きっと私の手の届かない所で

夢を叶えるのかな

そして沢山の事を経験した先で

いつかまた出会えたなら





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ