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雑多  作者: 莉猫。
~雑多の章~
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朝の歌


悴んだ手をポケットに入れ

駅のホームに佇む

寒い早朝の冬のこと


光線の白い柱が放射状に降り注いでいる

私に向かって



灰色のフェンスも細い光を放ち

太陽は今 私だけのためにある


金色の駅の景色

白んだ山々は未だ眠っている


朝がこんなにも

気持ちのよいものだったとは!



闇から覚めた新鮮な空気を

肺胞いっぱいに取り入れる



昨日あんなに暗かった線路が

金色に呑まれている



私は一つ欠伸をし

腕時計を見つめた



駅のホームには人が増える

ちらほら学生の姿もあった



今もこの世界に住む者が

私の方に歩いてくるだろう



電車を使ってバスを使って

私達の朝は始まったばかり



暫くして赤い電車が

光を遮って私の前に停まった



つり革を握り半分になった

今日の太陽をじっと見つめる







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