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雑多  作者: 莉猫。
~雑多の章~
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啓発

無意識にしていた呼吸を止め


息を吸う


強制的に流れた酸素は


血液に乗って回り回る巡り巡る





その時私の肺は苦しさと


白んだ冷気に包まれ


死んでしまうような気さえした


私でなくなってしまうような気さえした






ゆっくり息を吐き出すと全ての気力が失われ


結局


何も変わらない


変われない自分がそこにあった






再び息をしてみると寒い空気に押し潰され


脳に冷気がはしった


無意識を意識的にする難しさ


どうやってコントロールしてみよう









×××××××××××××


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