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雑多  作者: 莉猫。
~彩滅の章~
169/170

どう思おうがどうでもいい

 


 相手がどう思おうが

 正解はないので

 否定されたって

 どうでもいいです



 相手はそれが

 正しいことだとでも言うように

 いっちょまえな主張をしますが

 どう思おうが

 個人の自由なので

 軌道補正なんて余計なお世話です



 心底どうでもいいです



 コツコツ貯めてきたものを

 踏み躙るのが楽しみですか

 ああ、そうですか



 羨ましいだ嫉妬してるだ

 その気持ちを

 行動に示せるのが凄いくらいですよ




 色々言ってくる奴は無視しろって

 綺麗事のように言われますが

 やっぱりそれでも気になって

 どうでもいいのに悩むんです



 自分に自信がある訳ではないので

 気にしている所を

 触れられると癪なんです



 変な奴に絡まれたくないから

 最低限の自衛をして

 思ってもいない事を言ってみたり

 いい顔しい自分を演じてみました



 どう足掻いても分かり合えない人種と

 仲良くしていきましょうなんて当然の如く言われ

 同じ空間に投げられるより

 ブロックした方が数倍マシなのに



 現実はそう甘くなく

 余計なストレスが溜まります

 気分転換をしよう酒を飲もう

 捌け口がワンパターンになって



 休日は何処も行かず

 暇で横になったら寝てしまったり

 時間の有効活用が

 どうやら上手くいかないようです



 ふとした瞬間に

 思い出したら思い出したらで

 腹が立ちます



 ほんと、影響力だけは

 人一倍あるんですから…






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