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プロローグ



 俺は中学に入るまで平凡な人生を送っていた………はずだ。



俺、柊和樹は平凡な男子高校生……になるはずだった。俺は神に、しかも、最高神になったらしい。痛いとか言うな。

そして、神々は何かしらを司る者。俺はステータス司る神になった。ステータス神だな。


いや、しかし、あの時はびっくりした。いきなり家に美少女が来て、あなたは神になったと言われたら、普通信じない。だが、彼女は信頼を司る神だったようで妙な説得力があった。

彼女は今、俺が現在住んでる屋敷のメイド兼クラスメイトだ。名前はセラ



余談だが、彼女は昔から最高神をやってて、黒髪黒目ばかりで面白くないと色とりどりの体毛と瞳の色の人達にした。正直、やりすぎと思う気持ちとよくやったという気持ちが半々だ。

そのおかげ?で漫画やアニメみたいだ。どうやら、俺は神の力の影響か、黒髪黒目のままだけど………


ただ、俺は神に生まれ変わったとかじゃない、俺は何故か人間のまま神の力を得ていた。なので、わざわざ違う次元に行って仕事をする必要がない。むしろ、ステータスの力のおかげでだいぶ楽だ。


ステータスはもちろん身分や地位の意味ではなく、ゲームの方だ。そのステータスウィンドウは俺の任意で見せられるが、普段は神ですら見えない。

ステータスウィンドウの形、機能などは変えられる。パソコンやスマホなど、前に試しで本にしてみたら出来た。本にも情報はのっている、ということだろう。


こうして、俺はステータスウィンドウ(パソコン型)を通じて、他の神々に依頼したり、この世界の現在状況を把握したりしている。




今は授業中、高校生になったばかりだ。ステータスを司る俺にとって、レベル上げしたステータスがあるので全て理解でき、むしろ、暇になってきた。


そんな時である。

一瞬で教室を閃光が放った。光がやんだ教室、いや、学校では全生徒と教師数名が消えていた。





俺は現状の把握を図った。今いる場所は俺も来たことがある。

神界の最高神限定で用意される空間…… 何でここに?

だけど、ここ、別世界の空間だな。そんなことを思っていると……


「………ん?」


目の前にここの最高神らしき人物が土下座していた。因みに女だ。


「この度は本っっっ当に申し訳ございませんっ!!」

「あ~」


俺は理解した。最近、日本人が神隠しにあうのは間違いなく、この世界の国が問題なのだろうと…………




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