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4 目覚めたんです。
遅くなりました(^^;;
大変な事を思い出してしまった私は、そのまま気絶してしまいました。
そして、次に目を覚ますと、目の前が…
(……金……っ、金髪⁉︎)
何で、え、どうなってるの?
なんと、私の上で金髪の王子様が寝ておりました。
「何で、お、王子殿下っ?」
「……ん、…なんだ……」
王子殿下は、私の声にぴくりと反応し、目をこすりながら起き上がりました。
そして、私を見た後、
「……良かった……」
「え?……まじか。」
王子殿下は、一言つぶやいた後、こてんと、また私の上で寝入ってしまいました。
私は、驚きの余り、前世の言葉を使ってしまいました。
その後、様子を見に来たメイドさんが気付いてくれて、王子殿下が、お見舞いに来てくれていたということを知りました。