不定記1
これはひどい。
もう我慢ならない。己の不甲斐なさ、意識の低さ、やる気の欠如、挙げればキリが無い。己に内在する理想に喰い殺されている気分だ。理想を生み出したがために、その理想と今の自分の格の差が露呈する。にもかかわらず自分がその理想を追い求めて奔る。結果、今の自分は駄目だと自己嫌悪に陥る。
かといってこのままうじうじと何も生み出さず時の流れに任せるのも今の自分が許さない。なんとも面倒極まりないことである。
ではどうするか?
その答えがこれだ。自己満足の日記だ。ブログか日記帳にでも書いてろオタンコナスと自分でも思う。しかし、私の脳足りん脳を固く絞り、出てきた脳汁の解答がこれだったのだ。今の私にはこれが精一杯なのだ。勘弁してくれ。
誰に言ってるのかよくわからないし、自分でも何を書いてるのかよくわからない。完全に深夜のテンションで書いている。気持ちが悪いと自分でも思う。酒は入っていない。
おそらく数年後の私が見れば暗黒歴史として葬り去っていることだろう。いや明日かもしれないし、2、3時間後かもしれない。
これは取り敢えず何か生み出そうと私が穴という穴からひり出した文章だ。人に見せるもんじゃ無いと百も承知している。(気でいる)
今の私に必要なのは書き切る、ということだと思っている。自主的に考え、文章を書く。これが必要なのではないか、と。
しかし約四半世紀生きてきて、小説を書くということをほとんどやってこなかった自分にとって、このサイトはまだ早かったのかもしれない。
私は中途半端な人間だ。読書が趣味と言っておきながら年間手で数えるくらいしか読んでいない。音楽鑑賞が趣味と言っておきながら、大して作曲家や歌手を調べもせず手当たり次第に聞く程度だ。美術鑑賞が趣味と言っておきながら、好きな絵を観るだけで著名な絵画の名前や作者の名前を知らないこともある。
全く知らない訳でもなく、よく知っている訳でもない。
こんな人間がよくもまあいけしゃあしゃあと小説を書こうと思ったものである。全く恥ずべき考えだ。
しかしこれからはできるだけここで日記を書こうと思う。
己の戒めのために。己の自己満足のために。己のモチベーションのために。
ごめんなさい。