表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【本編完結】異世界男の娘【連載版】  作者: 物部K
成長~入学準備

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/132

上映会に向けて商品確認、体感訓練機の最終確認

俺たちはやりきった疲労感を感じていた。

今度からは冒険者たちに任せられるだろうと息を吐く。

なにもすべて自分たちで管理する必要はないのだ。

一時的に限定的な<ダンジョンマスター>の権限を与えるだけでいいのだ。

冒険者たちが次の冒険者たちに勝手に悪戯するだろうさ。



「はー、疲れたわね。

最初だからどうしても甘いところもあった気がしたし…

まあ、こればっかりは仕方ないか」


「お姉さま、お疲れ様」


「ありがとう、アンナちゃん!」


飲み物を渡してアカネを労うアンナ。

だが、知っているぞ。

お前が何回かダモナーたちに指示を出していたのを。

すごいニヤニヤと楽しそうにしていたのを知っているんだからな!



「次は編集かー。うーん、ダモナー!いい感じにおねがーい」


「了解ダモナー!」


「編集もダモナーに任せればいいのか、楽なもんだな」


「でも、最終チェックするのは私たちだよー?

銅版、銀版、金版の三種類もあるんだから、大変だよー?」


「たしか、上映会に使うのは銅版なんだっけ?

まあ、あまり長時間拘束するわけにもいかないから妥当なとこか」


「そうそう。

帰りに上映会とほぼ同じものの銅版。

追加要素がある銀板。

ほぼほぼノー編集の追加要素ありの金版を売る予定」


「長いのは個人で買って見てね!って、よく出来てるな」


「機械人形のドールたちの魂定着も間に合ってよかったよ。

軽食の調理、販売とかの細かい動作は、ダモナーたちには向いていないからね」


「でも、冒険者たちが参加しなくならないようにって…

上映会はまだまだ先なんだっけ?」


「うん。だけど、予告だけはするつもり。じゃないとお客さん来ないし」



さて、そうなるとしばらくは余裕があるな、特に俺は。

以前から集めてる声優予定の俳優・女優データをまとめないとな。

面接して声優候補を決定していかないといけない。

体感訓練機の量産も準備が整ってるって言っていた。

一度ゾロのおっちゃんのとこに顔を出すか。



「じゃあ、アカネ。

しばらくは何もないだろうから、俺は体感訓練機の様子を見てくるな」


「ああ、あれね。私もまだ触っていないから、今度触らせなさいよ」


「了解了解っと。じゃあなー」



アカネと別れて、その日は冒険者たちの様子を見守っていた疲れもあったために、休息をとることにした。

ナンシーには夜更かしを注意されてしまったがな。

一日ぐらいなら平気だと言って、何とか誤魔化して寝ることが出来た。


翌日、疲れもいい感じにとれ、体力も回復した。

よし!ゾロのおっちゃんのとこに向かうか!

いつも通りの護衛四人と御者さんと馬車に乗り、魔道具店に向かう。



「お。お嬢様じゃないですか?親方が随分と待っていましたよ」


「嬢ちゃん、やっと来たか!

最近は体感訓練機の量産準備だけはして、最終チェックで動きが止まっていたから不安じゃったぞ」


「ごめんね、おじちゃん。

色々なことが重なって、ここに来る余裕がなかったんだよ…」


「嬢ちゃんは少しお疲れのようじゃな?それはすまんかった」


「うん、ありがとう」




「じゃあ、さっそく最終チェックしちゃうね」

「おう、頼んだぞ」


音楽での臨場感、絵師による美麗なイラストのおかげか…

安っぽいゲームだったのが、一気に高級感あふれたいい出来だ。

まあ、さすがに向こうの世界の技術力には負けるけど。

男性用も女性用もチェックしたけど、これでいいんじゃないかな?


「どうじゃった、嬢ちゃん?」


「うん、合格だよ!音声の入れ替えも出来るんだよね?」


「ああ、できる。だが、肝心の音声がないぞ?」


「おじちゃん、また工房貸してくれる?シャフリ、ヤンお願いね?」


「え?俺たちっすか!?」


「俺もそういうのは苦手なのですが…」


「私が演技指導してあげるし、セリフも考えるから、お願い!」


「はあ。わかったすよ…」


「仕方ないですね」



録音したものを女性陣の護衛に訓練機でチェックしてもらう。

チェックしてもらったあとの二人はなぜか赤面していた。


「いいのではないかと思います…」

「へへっ、頑張っちゃった!」


二人の様子を見る限り、声優さえ用意すればこれも売れるなと確信した。

ちょっと思いついたことがあるので、おっちゃんに確認する。


「おじちゃん。あのね、思いついたんだけどね? ……」

「ほお。それくらいならすぐにできると思うぞ」

「じゃあ、よろしくね!」


おっちゃんから許可も出たし、新しいタイプも用意しておかないとね。

今度、マックスにでも録音を頼もうかな?

あいつは、たしかいい声していたし…


とりあえず、しばらくはゆっくりしたいかなー?

ちょっと、疲れちゃったよ…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ