表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【本編完結】異世界男の娘【連載版】  作者: 物部K
転生~女神との出会い

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/132

家族団らん、俺のステータス

俺と父上は宝物庫前に扉を出してもらい、扉を潜り抜けて兵士を安心させる。

見張りの兵士が俺たちの姿にだいぶ慌てていた。

そら、揺れたと思ったら宝物庫の中身がなくなるわ。

俺たちが消えるわで焦ったんだろうな。


父上が問題ないと見張りの兵士に告げる。

引き続き監視を頑張ってくれと言い残し、地下から抜け出す。

アカネのことを問いただす暇も与えないスマートな移動だった。



「夕食までもう少し時間があるな。家族団らんといこうか」

「そうですね、二人に謝罪もしたいです。

それに、俺のステータスのこともありますからね」



そう言って、二人が待っている部屋に移動する俺たち。

無事に帰還していることは伝えている。

それほど心配はかけていないだろうが、あれだけ焦る姿を見せたからな。

その点では心配をかけてしまっただろう。



「ディーノ!おかえり、無事だったんだな!?」

「ただいま戻りました、アレク兄様」

「こっちに来て、ディーノ。顔をよく見せて?どこにも怪我していない?」

「大丈夫ですよ、母上。二人とも心配をかけてすいません」

「何があったのです?随分と長い間、二人で話していたようですが…」



父上に視線を向けて許可が出たので、今までのことを説明する。

前世のこと、女神のこと、アカネのこと、そして、ダンジョンのこと。

ダンジョンの話になると、アレクが興奮する。



「王城の地下にダンジョンが出来たのですか、父上!?」


「とは言っても、彼女の部屋のようなものだ。勝手に行くことは許さぬ」


「なーんだ、残念。でも、面白いことが出来そうなんでしょ?

ディーノ、アカネ殿と話す機会があったら教えてくれ。

ダンジョンを楽しむ機会なんて、そうないからな!」


「彼女の許可が出ればですが、いいですよ」


「それで、ディーノの幼馴染っていう子とは、どんな関係だったの?

アカネちゃん、だったかしらね?前世では恋人だったりしたの?」


「いいえ、違います」


「随分とあっさりと答えるわね、それだけ仲が良かったのかしら?」


「なぜ、そのように話が飛躍するのですか!?」



和やかな空気が流れ、食事の時間となり、五歳を盛大に祝われた。


ナンシーだけはもじもじとして…

「私は年下でも構いませんよ?」などと言ってくるのだ。

必死に誤解を解いた。それはもう冷や汗だらだらだったよ…

期待した分の般若が後ろに見えたからね。


誤解が解けた後には、扉のことを尋ねた。

扉は開けようとしたが開かず、その内に目の前で消えてしまったそうだ。




これでアカネは城内、ダンジョンの範囲内であれば…

どこにでも扉をつないで移動できることが分かった。

まあ、悪用はしないだろうと思うので、そっとしておくことにした。


今頃、地下を魔改造していることだろう。

先ほど、ズンッと地震が発生していたしな。




食事が終わり、部屋を移動して、俺のステータスを家族にお披露目する。

魔法は全属性であること、空間魔法も使えることなどに驚いていた。

隠蔽しているが、創造魔法も使える。

たぶん女神様の力の一部なんだろうなと予測している。


創造と言ってもどっちなんだろうな?

物質を生み出す方なのか、魔法を作り出す方なのか?

この間、魔法を使った感じでは、たぶん後者だと思うけど。




アレクは嫉妬するような視線を向けていた。

だが、俺の魔法のレベルが低いとわかると負けないからな!と奮起していた。

ふっ、いつか度肝を抜いてやるぜ!


俺は赤ん坊のころから、地味で地道な魔力訓練をしてきたんだからな。

あの魔力訓練もかれこれ五年も続けてきたんだよなあ。

教官の言葉がなければ、すでに心が折れていただろうな。



そして、俺たち子供がお眠になったので今日は解散となった。

自室に戻り風呂に入れられ、髪の手入れをされて、ベッドに入る。


明日は何をしようかなどと考えながら、何か忘れているなと思う。

だが、眠気に抗えず瞳を閉じる。

今頃、アカネも寝ているだろうな。おやすみ、アカネ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ