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とある話のとあるページに  作者: 美藤 愛月
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「チート勇者の歩む道」1巻 282ページ

おいおいなんだここは、、

自分がこれまで生きてきた世界とも、転移して勇者として生きた世界とも違う世界に一也は困惑する。

すると突然辺りが明るくなり、大勢の自分と同じ勇者服を着た別人が現れる。

訳が分からない。こいつらは何だ、どこから現れた、なぜ皆同じ格好を…

「よくぞ現れたな、転移者どもよ。」

突然発せられた大声に一同が騒然とする。

「貴様らは全員が異世界において常識外れの能力を使ってきた”愚者”だ。

だがここからは違う。貴様らの様な者どもがそんな甘やかしを受けられると思うなよ!」

常識外れ?愚者?…あのチート能力のことか?でも俺は魔王を倒して…

「なんなんだよ!これは!」

大勢のうちの一人がまるでテンプレートのような台詞を発した。

「これは神の一興だ。貴様ら落ちこぼれを集め、いい思いをさせて叩き落す。

これがなんと楽しいことか。」

「遊びで俺らを…」

「そうだ!貴様らにはこれからサバイバルをしてもらう。生き残った者には褒美をくれてやろう。」

なんだ?これまでの俺の人生は神の遊びだったのか?そんなことに振り回される人生?

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