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水中メガネ

作者: 朝馬手紙。

昨日、私は夢を見た

何処か高い場所でフラフラ風に吹かれている

何度寝ても、寝ても、やれるだけやっても

不安定な心のままの私



欲しいものを欲しがらずに

食べたくても目をそらして

大切な友達には言葉の刃物で怪我させた

本当に傷つかなきゃいけないのは…

自分の方だ…


他人の言ってくれる言葉が私を殺すから

逃げて逃げて、心臓の声が聞こえるんだ

私の普通の体は隠している

人間になじめなかったバケモノの後姿

私自身もほったらかしで

「ああ、消えてくれないかな」

私も含めて…



自分にとってココは水の中だ

みんな普通に笑い合っているけど

隅っこで生きているモノには

ぼやけて見える世界を

私は好きじゃない


水中メガネをかけて

覗いてる私は宇宙人みたい

本当によく見えるよ

見たくもないモノまで…





水中メガネをかけて

でもやっぱり無理みたい

胸が苦しいよ

薬を飲んだのに…




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