第39話 陸海上戦6
ずっと戦闘回ですね、はい
園峰国、島国の中央集権国家であり、技術力が近世ほどである、人口は6000万ほど、それとは別に移民として獣人族が1億人ほどいる
この国は地理的にも海軍が主に使われている、相手はスピットザーン大陸と超大国の支援を受けた傀儡国に侵略されまくっていた
だが、昔から彼等の技術力は劣るものの海軍なら周辺国よりも数段強かった、しかし、いくら海軍が強くて水兵がいなきゃあ勝てる戦も勝てないという海軍の押しと財閥の押しで獣人族の移民の受け入れを50年前に行った、効果は上々、国を挙げての移民政策で国家の収益と軍事力はうなぎ上りだ
この国の収益は造船業、貿易、労働者派遣、そして、海賊だ
海賊についてはスピットザーン大陸との和解を成立させ、超大国の支援を受けた敵国家、主に同じ技術力の人族の国家への海賊行為である
造船業や貿易、労働者派遣の相手のほとんどはスピットザーン大陸である
そして現在
ドカーン
ドカーン
デカい水柱を上げて沈んだり、火薬に引火して大爆発を起こしたりドスト魔法化艦隊の戦艦は次々と沈んでいった
園峰国
園峰国海軍第1艦隊が今回のバルムーザ戦に派遣されている、重一等戦列艦を中心の旧技術を利用した経験豊富な艦隊だ
しかし、海賊の用の姿である、真の姿は回転砲塔が前方の甲板と前後にも回転砲塔を設置している、これは既存の戦列艦に前弩級戦艦の近代砲塔を換装させたものだ
園峰国海軍第1艦隊旗艦炉狭級近代重一等戦列艦炉狭
甲板は人族と獣人族が入り乱れてこの巨大な戦列艦を操っていた
その中に派手な格好した人物が一人、水兵達に指令を飛ばしていた
指令者「晩努都と零鵬を側面に回して一斉砲撃して艦隊を混乱させろ!狼岩級強襲艦10隻を送り込み、数隻を占拠しろ!残り艦は強襲艦の援護と敵を沈めろ!」
晩努都=晩努都級近代化重一等戦列艦1番艦晩努都
零鵬=零鵬級近代化重一等戦列艦1番艦零鵬
強襲艦とは
近接戦に特化させた海兵隊員を敵艦に乗り込ませ、艦内を制圧するという戦法を取るときに使われる
頑丈で比較的軽いヤズ木という園峰国原産の木材で作られ、さらに、高速を獲得するために小型の蒸気に加え、海兵達に手漕ぎで機動力を保っている
海兵隊とは
園峰国海軍の中にある艦内の暴徒鎮圧や敵艦に乗り込むための部隊、主に力とスタミナがある獣人族で構成される、もちろん人族もいる
零鵬級強襲艦113番
113番はギリギリで敵の攻撃を回避していた、そして、113番はある艦に狙いを付けて接舷した
ドスト魔法化艦隊第4戦隊ザッグホン前弩級戦艦
獣人隊長「よし、乗り込めぇ!」
海兵達「おおおおおおお!!!!」
海兵達は敵艦をロープかけて甲板へと上がろうとした
ロープは船体にがっちり食い込んで中々剥がせない
ドスト水兵1「敵だ!登ってきてるぞ、撃ち落とせ!」
水兵達は銃を持ってきてロープで上がってきた海兵達に撃ちかけた
バン
バン
バン
獣人隊長「怯むな!上へ上がれ!」
ブチュ
獣人海兵1「うわあああ!」
獣人海兵の一人が撃たれて絶叫しながら海へと落ちていった
ドスト水兵1「いいぞ!殺せ、殺せ」
?「うわああああ!」
ドスト水兵達の後ろから大勢の雄叫びが聞こえてきた
ドスト水兵達はそれに気付いて振り向いた、そこにいたのは...
獣人海兵2「突撃!」
そう、園峰国の海兵達が雄叫びを上げながら突撃してきたのだ
カキンッ
グチャッ
バンッ
乗り込まれた船内は一瞬にして地獄へと叩き込まれた、獣人のパワーであっさり殺戮されていった
ドスト水兵2「艦長!敵の数が多すぎます!このままだと乗っ取られます」
艦長「クソッ!すぐに他の艦にこのことを連絡しろ!」
ドスト水兵2「了解です!」
園峰国海軍第1艦隊旗艦炉狭級重一等近代化戦列艦炉狭
相変わらず、派手な服装の格好した人物は指令を飛ばし続けていた、すると、数人の士官らしき人物が近づいてきた
指令者「お、お前らか、どうだ?乗り込んだ連中からの報告だろ?」
士官1「はい、提督、派遣された強襲艦10隻中10隻が敵艦の占拠に成功しました」
士官2「交戦開始時の敵艦隊の約3分の2以上が轟沈又は占拠し、我が軍の勝利は決定的なものでしょう」
提督「そうか、これで祖国はスピットザーン大陸へと進出できるな」
観測員「提督!国籍不明の前弩級戦艦に近い形の軍艦が現れました!」
観測員の報告を受けた、提督はすぐに観測員の元へと向かった、提督が観測員の所へと向かってしまったので士官達も提督後へと付いていった
提督は観測員から望遠鏡を貰うと前弩級戦艦に近い形の超巨大な国籍不明な軍艦が海上を浮いていた
提督「あれはなんだ?こちらに近づいてるようだが、もしかして奴らもこの混乱に乗じてスピットザーン大陸を攻撃してきた口か?それにしてもぼろぼろだが、あんな形の戦艦、俺は見たことも聞いたこともないぞ」
提督は数十秒ほど悩んだ、現在交戦中のスピットザーン魔法大陸帝国の戦況や艦隊の状況などを鑑みて一つの結論を出した
提督「よし、これから、国籍不明の艦と交戦する、幸いにも連中は俺たちと交戦したいらしい、これを丁重にお出迎えするぞ!」
船員達「おおおおおおお!!!!」
こうして園峰国海軍第1艦隊と自衛隊はお互いの思惑を交差させて戦闘へと入っていった
次回は園峰国VS自衛隊です




