第16話 異世界探索9
短いかもしれません
吉川二等陸曹率いる一行は朝早くに宿泊施設から旅立ち、国境に向かった
吉川二等陸曹「検問所はどのような感じですか?イルリーナさん」
吉川二等陸曹は先頭馬車を操っているイルリーナ・ハルバルメにイリシタル共和国とテルベール諸国帝国連合との国境に出来た検問所の様子について聞いた
イルリーナ「兵士の数が多いですね、それに、結構重武装ですよ」
イルリーナは見たまんまのことを伝えた
吉川二等陸曹「多分、盗賊対策だろう、向かっても大丈夫だな」
そして、検問所の所へと行った
街から国境までは2mだが、検問所は街から数百mは離れていた、これは、地理的なミスでこうなってしまったが、来年には検問所があるところまで国境を伸ばす予定である
そうこうしてるうちに検問所前で列を作っているところの最後尾についた
そして、およそ30分かけて、吉川二等陸曹らの出番が来た
国境警備員「どうも、国境警備員の者です」
キャメロン「あらそう、ごきげんよう」
国境警備員の自己紹介にキャメロンは身を乗り出して答えた
国境警備員「あの、あなた方は一体どのような目的でテルベール諸国帝国連合の領土内に入るのでしょうか?」
キャメロン「私たちは、テルベール諸国帝国連合の政府の方々に会いに行きます」
国境警備員「それを証明できるものはないかありますか?」
キャメロン「ええ、あるわよ」
キャメロンは自分の荷物の中から紙を出してきた
キャメロン「これよ」
国境警備員「はい、ご確認しますね」
2分後
国境警備員「大変失礼いたしました、それではどうぞ」
こうして、吉川二等陸曹らはテルベール諸国帝国連合へと入国したのだ
吉川二等陸曹「これであとは偵察して、自衛隊とテルベール諸国帝国連合との和平を結ぶだけになりましたね」
キャメロン「ええ、そうね」
吉川二等陸曹は作戦の順調さに満足していたが、キャメロンはあまり興味が無さそうだった
こんごう型護衛艦こんごう
艦橋には複数の海上自衛隊員がいた、しかも士官である
?「この艦だけで大丈夫なのであろうか?」
?「大丈夫ですよ、中野艦長、今回は送迎みたいなものですよ、ついでに大国と和平をするも含まれますけどね」
中野艦長「そんなに簡単に行くと思うか?山中副長」
山中副長「あまり、悲観的になるから失敗するんですから、今回は非常に簡単だと思っておけば大丈夫ですよ」
中野艦長「そうだな、山中」
中野艦長は山中副長の言葉に勇気付けられこの異世界の海を見渡した
次回は移動?到着?のどれかです