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第14話 異世界探索7

短いです

吉川二等陸曹ら3人が向かったところは酒場だった


ガチャン


ガヤガヤガヤガヤ


吉川二等陸曹「賑わっているな」


酒場内は凄く賑わっていた、何人か、鎧着た人がいるが、やつらは冒険者か休憩中の兵士だろう、さらに、亜人もいた、獣人やドワーフなどもいる


吉川二等陸曹らは、カウンターの席に座った

目の前には沢山の飲み物らしきボトルが棚、いっぱいに並んでた、ほとんどのボトルの中身は酒なのであろうな、さらに、バーテンらしき男がコップを拭いていた


吉川二等陸曹「3杯頼む」


バーテンの男「何にします?」


吉川二等陸曹「おすすめで」


バーテン「わかったよ、3杯ね」


吉川二等陸曹「おう、よろしく」



吉川二等陸曹は加藤三等陸曹と宗原三等陸曹の分を頼み、バーテンが何がいいか、聞くと無難に「おすすめを」と言った、これは、非常に良い選択だと思ったのだろう、ここには、初めてくるから、そして、バーテンは了承した


バーテンは少し歩き棚から1本のボトルを取って、吉川二等陸曹の前にコップを置き、そこに入れた


吉川二等陸曹「よし、情報収集を始めよう、散れ!」


加藤&宗原三等陸曹「了解!」


吉川二等陸曹が2人に情報収集を命じた、2人は注がれたお酒を飲んで座っていた席を立ち、別のテーブルに赴いた、一人になった吉川二等陸曹はお酒を一口だけ飲むとコップ拭いているバーテンの男に向かって話し始めた


吉川二等陸曹「バーテンさん、景気はどうだい?」


バーテン「いや、そんなにかな」


バーテンの男は吉川二等陸曹の問いに快く答えてくれた

吉川二等陸曹はよしと心の中で思う、話を続けた


吉川二等陸曹「そうか、なんでだ?」


バーテン「ん?それりゃあ、この街があまり栄えてないからだよ」


バーテンは溜め息をついた


吉川二等陸曹「なんで、栄えないんだ?」


バーテン「ん?なんでかって?現在、ここの街の近くに盗賊の大勢力があるからだよ、こいつらのおかげで商人や旅人はきゃしない、客がいなくて商売あがったりだ」


吉川二等陸曹「そうか...」(まあ、そいつらは俺たちが倒してもうこの世にいないんだがな)


バーテン「そういや、あんたら何者だ?アジアンっぽいけど」


吉川二等陸曹「あーあ、俺たちは貴族を護衛するための傭兵だ」


バーテン「ふーん、どっからどう見たって傭兵じゃないけど」


吉川二等陸曹「ん?この服装は敵を油断させるための罠だよ」


バーテン「そうか、まあ、ここまでこれたんだから無事でなによりだ」


吉川二等陸曹「ありがとう、おじさんもそう気を落とすこともないさ」


バーテン「うれしいねぇ」


この会話の後、加藤&宗原三等陸曹らが戻ってきて、宿へと帰った


宿泊施設


吉川二等陸曹と加藤&宗原三等陸曹の3人が今回の情報収集の成果について話していた


吉川二等陸曹「それで、どんなことがわかった」


加藤三等陸曹「はい、テルベール諸国帝国連合で活動している商人からの情報はテルベール諸国帝国連合の中で魔族が領土の一部を占領しているとのことです、その領土内は中規模の都市があるそうです」


吉川二等陸曹「その問題は我々に影響するのか?」


加藤三等陸曹「はい、各都市の検問が厳しくなる模様です」


吉川二等陸曹「少し時間がかかるということか、次、宗原よろしく」


宗原三等陸曹「はい、私の情報は結構重大です」


吉川二等陸曹「何?どれほどだ」


宗原三等陸曹は少し間をおいて


宗原三等陸曹「...我々、自衛隊の存亡に関わることです」

次回は語りです

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