3・ピラーケル
10分ほど歩くと、ピラーケル(らしき所)に着いた。
第一印象は、「にぎやか」だ。
いやはや、まず何をするか・・・
「あのー、すいません。冒険者の方です・・・よね?」
いきなり声をかけられたので、少しビクついたが、
勇気をだして後ろを振り返ってみると、
そこには・・なんと・・・きれーな女の人がっ!!
「我が世の春っ!!」と思いぼーっとしていると、
「ああっ!やっぱり冒険者の方ですね!!
よろしくおねがいします!!」
と言い、俺の手をとってきた。
は、話が読めない・・・
「なんですか?よく話がわかんないですけど。」
「あ、ごめんなさい。わたし犬人族の、ハスキーです。」
「な、何でよろしくお願いしますって言ってきたんですか?」
「私とパーティを組んでほしいんです。」
ああ、パーティってあれか。うん、あれか。
「で?いいですよね?」
「あ、えーと・・・」
若干迷った。理由は、ほんとに信用できるか。
しかし、俺の脳が出した答えは早かった。
「うん、いいですよ。」
こう答えた理由は、聞かなくてもきまってるだろ。
ピラーケルは、新しい事がいっぱいです。
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