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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
パラレルワールド

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課外授業 Ⅱ


 三日かかる場所を二日で走破してしまった。


 バッハとリューナは、ドラゴンの姿をした機械獣と交戦していた。


「歩いている奴らが、別働隊になるとはな!」リューナは、空中で機械獣の攻撃を避けながら、文句を呟いた。


「まぁまぁ、二人だけのダンスを楽しもうぜ」


「それとも何か、アルグランドがよかったか?」


「それとも、転入生か?」


「もてる女は、つらいねー」軽い身のこなしで、機械獣の攻撃をことごとく避けた。


「にしても、でかい図体の割には、素早い奴だ」リューナは、手を拱いていた。


「何を躊躇してる。まさか、誰かにこの機械獣もテイムされていると考えているのか?」


「いつもなら、もっと強気で行くし、聞いてみるか」バッハは、リューナに相手の攻撃を避けながら近づいた。



「何を考えてる?反撃しないと終わらんぞ」


「一体どうした?」リューナにバッハ尋ねた。


「なぜか、実技演習が頭にチラついて、あの時トドメをさせておけば、多分、こんな事考えなかったろう。私は、こいつとは戦えない。戦士失格だな」とリューナは、弱みを見せた。



「馬鹿野郎!」リューナをバッハは、思い切り殴った。


 リューナは、岩盤に思い切り叩きつけられた。


「戦闘中に弱みだと!お前、いつからそんなに弱くなった。」


「ドラゴンは、黙ってろ」バッハは、ドラゴンの機械獣に威圧して下がらせた。


「お前は、自分でこれまでし出来たことを忘れたのか?」


「甘ったれるな。お前は、そこまで甘ちゃんなのかよ!らしくない、らしくないぞ。今、立ち上がらなきゃ、こいつは、大量に人間を殺すかもしれないんだ。そんなの許せれるのか?自国民のために戦うのが、本学園の生徒の筈だ。

そこから逃げてどこで戦えばいいかわからなくなるのは、お前自身じゃないのか?立てよ!武器を取れよ。お前は、つえーんだ。国民の光になってやれよ」バッハは、リューナに手を伸ばした。


 リューナは、手を掴み立ち上がり、高らかに叫んだ。


「中々の咆哮だ。行くぞ!リューナ」


「誰に言ってるのバッハ、私は撲殺姫のリューナよ!」


「龍牙!」


「わかってる力貸してやるよ。俺とお前は一つだからな」


 リューナの身体が光だし、黄金のパーワードスーツを着た戦士に姿を変えた。挿絵(By みてみん)


「まだ、終わりじゃない、ここからまた始める。これは、私の物語だから」


「簡単に負けるわけにはいかないよね。ありがとうバッハ」


「そして、消えろ!ドラゴン」リューナは、漆黒の剣を振り下ろし、ドラゴンは、黒い光に包まれ消え去った。


 

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