通り魔ポニーを倒せ! Ⅲ
通り魔ポニーとリューナは、夜の公園で激しい戦いを繰り広げていた。
「いい加減にポニーテールになれ!女!」通り魔ポニーは、無理矢理でも、リューナをポニーテールにしようと髪を重点に狙ってきた。
「なんで、お前好みにしないといけないのだ。変態め!くたばれー」リューナは、メイスで通り魔をぶっ叩こうとしたが、彼に避けられ、誤って噴水を破壊した。
びっしょり濡れたリューナは、下着が丸見えになったが、彼女は、魔力を全開にして服を乾かし元に戻した。
しかし、通り魔ポニーは、リューナの素肌を見て鼻血を吹いて倒れた。
「貴様!私の下着を見た罪!万死に値する。くたばれー!」リューナは、通り魔をメイスでボコボコにし、軍警に引き渡した。
しかし、一部の熱狂的な信者がいたらしく、学園の女子生徒をツインテールにしようとするものやワンホンヘアにしようとするものが色々と出てきたが、全てリューナの活躍により、なんとか騒動が収まった。
「つ、疲れた」リューナは、変人相手にしていてたので、顔がやつれてしまっていた。
「大変だったな。リューナ、お疲れ様」とアルグランドは、リューナを労った。
「本当だよ!何!女子に恨みであるわけ?ふざけやがって、別に校則違反じゃないけど、確かに可愛いけど、なんか、変質者の考えがわからん!いや、別にわかりたくないけども!」リューナは、錯乱した。
「今日は、学園休んでもよ。大丈夫だったと思うぞ?」アルグランドの優しさにリューナは、少し感動した。
「ありがとう。だけど、学生の本分は、勉学だから。こればかりは、休められないよ。でも、気持ちは嬉しいよ。ありがとうアルグランド君」純粋にお礼を言ってきたリューナに少しキュンときたアルグランドだった。
照れ臭い表情しながら、アルグランドは席につき、授業を受けた。
政治の授業だったが、リューナは、眠気と一所懸命、戦った。
それを見た担当のシュバルツ先生は、クスッと笑って「意外と可愛い一面あるんだなぁ」と思った。
学園の鐘がなり、下校時間になった。
「リューナ。今日、暇か?」アルグランドは、リューナを遊び誘うとした。
しかし、リューナは、疲れがピークだった為、アルグランドの誘いを断り、自室で、勉強の予習と復習したあとに
ベッドで少し寝た。
リューナは、シャワーを浴びようと起きた。
すると、たくさんの女子生徒達がリューナに群がり、告白するものやお友達になりたいというものが出てきた。
「ごめんね。今疲れてるの。だから、シャワー浴びてくるね」リューナは、優しく断ると一緒にシャワー浴びたいとたくさんの女子生徒が、シャワー室に押し寄せた。




