通り魔ポニーを倒せ! Ⅱ
「なんだって!?別世界の元譲が関わってるってどういう事?」アルグランドは、驚きのあまり大声を出した。
「アルグランド、五月蝿い。アルグランドには、一応だけど説明するけど、前世で私、刹那は、別世界から来た趙雲と戦って消滅したんだけど、その時に別世界の私と一緒の魂になって今は、リューナとして生きてるわけ。別世界の元譲は、私の知ってる元譲とは違う元譲らしく、別世界の趙雲がいうには、アーマードガールズを作る前に異世界の研究をしていたらしく装備に霊獣を封印する形で私達を完成させたみたいなの。その過程で世界を滅ぼす計画をしたのが元譲でもう一人の趙雲は、その駒として悪用されたらしい。この機械獣も、もしかしたら、別世界の元譲が作り出した。兵器なのでは?ともう一人の私が考えてるみたい」リューナの話を聞いたアルグランドは、拳を硬く握った。
「じゃー、下手したら、自分のマスターと戦うことになるのか?刹那。孫権として尋ねるけど、貴女は、納得できるの?それよりも戦えるの?別世界とはいえ、自分のマスターだった人間と。残酷な話だな。自分のマスターと戦うのが、刹那の宿命だなんてさ。通り魔は、この孫権に任せてくれない?やりずらいでしょ?刹那は、正直、戦いたくないんじゃない?」アルグランドは、刹那に意地悪な質問をしたが、アルグランドではなくアーマードガールの孫権としては、聞かずにはいられなかった。
「人間は、馬鹿だよね。だけど私も馬鹿だから。リューナとしてだけではなく趙雲刹那として馬鹿を止めたいのが本音だよ。自分のマスターが馬鹿やってたら止めるのはパートナーとして相棒としての務め、やってやるわよ。覚悟はできてる」リューナは、アーマードガールズの一体である趙雲刹那として答えた。
「それに通り魔ポニーも許せないしね。どうせ、くだらない理由でここの女子生徒を狙ってるはずだから悪は、見過ごせない」
「上位陣に不意打ちとはいえ、女子生徒をポニーテールにするくらいの腕があるなら、戦ってみたいしね。純粋に興味がある」
「この暴力姫の私にほかの生徒と同じ真似ができるか、それを考えると激ってしょうがない」リューナの頭は、犯人をぶちのめしたいという気持ちでいっぱいだった。
そして、夜になり、通り魔が出没する公園にリューナは、一人で乗り込んだ。
「誰もいないみたいだけど、こんなんで油断すると思うなよ。通り魔ポニー」リューナは叫ぶと、茂みから通り魔ポニーが現れた。
「中々強そうだな。娘!お前の髪もポニーテールにしてくれるわ」リューナと通り魔ポニーの戦いが始まった。




