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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
パラレルワールド

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リューナ、学園に行く


 私は、15歳になり、王都で勉強したいと両親に進言し、二人は、それを了承してくれた。


 そして、私は、今、王都ベリンに来た。



「どんなことが待ってるか。ワクワクする」刹那は、目を輝かせた。


「本当に、短絡的だな。絶対、なんかトラブルあるに決まってる」と龍牙は、深いため息をついた。


 その時、女性の悲鳴が聞こえた。


「ほらな、どうせ、向かうんだろ?刹那は」龍牙は、刹那に尋ねた。


「本来なら男が、向かうんじゃないのか?この場合」刹那は、疑問で返した。


「見捨てるのか?」龍牙は、刹那にもう一度尋ねた。


「めんどくせー、迷ってる時間あるなら、行くしかないか。行くぞ。龍牙」と刹那は、助ける気になった。


「それでこそ、偽善者だ」と龍牙は、笑った。


 そして、リューナは、悲鳴が聞こえた方向に向かうとそこには、男数人に強姦されそうな女の子がいた。



「随分とダッセー真似してるじゃないか?男共」と建物の上からリューナは降りてきた。



「誰だ!?てめーは?」


「てめーも、混ざりたいのか?」男達は、女の子から離れた。


「ゴミ虫が!死に晒せ!」とリューナは、メイスを魔法で生み出し、男達を瞬時に殴殺した。


 その光景を見た女の子は、気を失った。


「気絶すんなよー!こんくらいで」


「しゃーない。安全な警官達の元にでも連れて行くか」とリューナは、女の子をお姫様抱っこして飛び去った。


「ここか?軍警の屯所は」リューナは、屯所の前に女の子を置いて、高速で走り去った。


「全く、人助けも楽じゃないな。正当防衛って言っても通じないだろうし、まっいっか、考えるのよそう。」とリューナは、再び学園に向かった。


 学園に着いたリューナは、願書を提出し、明日の受験の為に宿で勉強した。


 内容は、機械獣と魔法についてだった。


 機械獣は、異空間のゲートから現れる獣で、近代兵器では、通用せず、魔法による攻撃や魔法兵器による物理攻撃でしか、破壊出来ないというものだった。


 5歳の身で機械獣を倒してるので、そのあたりは、リューナには、苦ではなかった。


 問題は、実技試験だった。


 魔法兵器のメイスでしか、戦っておらず、魔法による特殊攻撃は、苦手としていた。


「完全に物理アタッカーだ。なんでこんな事に・・・とほほ」とリューナは、落ち込んだ。


 試験日当日になり、リューナは、筆記と実技試験を行なった。


 筆記は、問題なく終わり、実技試験に移った。


 魔法の武器での試験は、とてつもない事になった。試験官を最速タイムリューナは、メイスで倒してしまったのだ。


 どよめきの声が、上がった。


「こいつ、化け物か?」


「誰だ?あの娘」


「圧倒的じゃないか」周りは、驚いた。


 続いて、魔法での遠距離攻撃の試験に移った。


 すると、リューナは、的に当てるだけやっとだった。


「やっぱり苦手だ」とリューナは、落ち込んだ。


 その時、的ごと壁を破壊した受験生が現れ、リューナの近接戦よりも、凄い驚きの声が上がった。


 


 

 


 


 

 


 

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