初陣
「幸村二式、見参!」と元譲の前にようやく刹那達が現れた。
「やっときたか、あのテロリスト集団をなんとかして」と元譲は、幸村二式に搭乗しているアーマードガールズ達にお願いをした。
「刹那!両腕の武器を使って、ブーストブラスターだ」と真希が、遠隔で指示を出した。
「了解、ブーストブラスター発射、スタンバイ」
「スタンバイ」と腕の制御機関にいるリルカと葉智璢が、叫びながら、レバーを引き、狙いをつけた。
「目標、テロリストのアーマードガールズ!」
「行くよー」
「ブーストブラスター」
「ファイヤー」と刹那は、叫びながら、レバーのボタンを押し、アフガニスタのアーマードガールズに向けて、でかいビームが、発射された。
「何?あれ」
「嘘でしょ?」
「全員、散開!」とアフガニスタのアーマードガールズは、全員、散らばりビームを避けた。
車一台が大爆発した。
「なんて威力なの!?」
「こいつ!」とアフガニスタのアーマードガールズ達は、幸村二式にガトリングを撃ったが、幸村二式は、びくともしなかった。
「こんなのあり!?」
「全く通じない」とアフガニスタのアーマードガールズ達は、慌てた。
「刹那!全砲門展開、ブラストミサイル一斉射」と真希は、ノリノリで遠隔で指示をした。
「了解!みんな行くよ!」
「全砲門展開」
「ハッチ解放!」
「ブラストミサイル、ターゲットロック」
「刹那様、撃てますわよ」と甄姫が叫んだ。
「ブラストミサイル」
「ファイヤー」と刹那は、レバーのスイッチを押してミサイルが、アフガニスタのアーマードガールズ達に向けて発射された。
「撃ち落とせ!」とアフガニスタのアーマードガールズ達は、必死にミサイルの迎撃をした。
「量産機と言えどもやるねー」とリルカは関心した。
「小さい的だと、こっちが大きいから当てにくい」と清美は、愚痴をこぼした。
「だけど、中々の追い込みでしてよ」と甄姫は、ノリノリだった。
「こうなれば、刹那いくよ」
「旋風手裏剣」と真希は遠隔で刹那に指示を下した。
「了解、旋風手裏剣、スタンバイ」と刹那は、甄姫に指示を出した。
「よくってよ!旋風手裏剣、ターゲットマルチロック!」
「目標、敵アーマードガールズ」と甄姫は、狙いを定めた。
「旋風手裏剣!」
「発射ー!」と刹那は、レバーのボタンを押した。
すると、胸のパーツがブーメラン状になり幸村二式は、それを投げた。
「こんな兵器があるなんて」
「馬鹿げてる」
「こんなのに勝てるわけない」とアフガニスタのアーマードガールズは、絶望した。
そして、戦意喪失したアフガニスタのアーマードガールズ達は、全員おとなしく投降した。




