民間警備隊
「民間警備隊を設立しよう」
「犯罪を撲滅するためにも、兵器は必要になる」
「平和維持の為には、やっぱり必要だよ」と葉智璢は、言い出した。
「理想とする世界は未だに見えないか」
「上に進言してみる価値あるな」と元譲は、島を統治してるアーマードガールズを危険視してる人達のもとへ車で向かった。
「マスター、行動早いね」と元譲の行動に驚く刹那だった。
「でも、今暴れてるのは、みんな量産機なんでしょ?」とシスカは、アーマードガールズ達に尋ねた。
「そうですよ。マスター」
「みんな量産機です」
「戦争経験者が、表には出てこない理由は、これ以上、戦いたくないからです」
「仲間同士の争いもありましたし、正義の名の下に粛正したこともありまし、島を統一しようと動いて、失敗した連中もいましたし、今は亡きテイルズリボック社を壊滅させるために動いたこともありましたし、様々な理由で武器を使い戦いました。もう充分なはずなんです」
「武力的による進行は、失敗に終わる」
「人類は、それを学んだ筈なんです」
「それなのに、武器を悪い事の為に使う見過ごして良い筈がない」と強い正義感を清美は、示した。
一方、島を統治してる人達の下に車で向かった元譲は、違法に武器を所持した量産機のアーマードガールズによるクーデターに巻き込まれていた。
「全く、どうして、こうなるの?」
「これじゃ、統治してる人達の所にいけやしない」
「刹那を置いてきたのまずったか?」と元譲は、困っていた。
「我々は、アーマードガールズを適切に使ってる正義の団体、アフガニスタだ」
「我々の行動は、全て正しいのだ」と好き勝手に暴れていた。
「全く、こんな連中に悪用されるとは、アーマードガールズが可哀想ね」
「ここは、逃げるしかないな」と元譲は、その場から逃げようとした。
「我々の正しさを証明する為に、アーマードガールズは、存在する」
「撃て、お前達、正義を示せー」とアーマードガールズ達にアフガニスタのリーダーが命じ、発砲してきた。
「あの数じゃ、刹那一人じゃ厳しいか、あれを使うしか、ないか」と近くにあるバスを盾にして携帯で元譲は、刹那達に連絡を取った。
「もしもし、あ、元譲」とシスカが家の受話器を取った。
「シスカ、銃声がうるさくてごめん」
「今トラブルに巻き込まれてて」
「例の計画実行して」
「アーマードガールズの新たな可能性を見せる時が来た」と元譲は、思い切り叫んだ。
「あの計画をやるの?」
「わかった。場所教えて」とシスカは、元譲に尋ねた。




