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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
過激派征討戦

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黄忠の最後


 六体とも、ジャネットを展開してから、二十分は、経過していた。


「これが、歴戦のアーマードガールズ」


「流石に強いぜ」


「呂布檬玄、化け物だ」と清美と弌華と葉智璢と呂布檬玄の強さに驚いた。


「ミサイルも、冷却武器も通じない」


「こいつの装甲おかしいぜ」と清美と弌華は、呂布の倒し方がわからなかった。


「流石、檬玄ちゃん、物理攻撃半減するナノコンポジット製の素材で出来たアーマーを付けてるだけはあるわね」


「ここは、呂布一人でどうにかできるか」


「私達は、甄姫と刹那を壊せば勝ちだ」と夏侯淵は、清美達を無視して、元譲の家に突入を試みた。


 すると、リルカのガトリング砲が飛んできた。


「試作機勢は、私もいるんです」とリルカは、ドヤ顔した


「リルカ、帰ってきてたの?」と刹那は、驚いた。


「ハニーのピンチ駆けつけてこそのダーリンよ」とリルカは、丸鋸の手裏剣を夏侯淵に向けて発射し、横に真っ二つ

にした。


「やはり、装甲がいくら少し硬くしても、ダイヤモンドカッターで、大体は、斬れるのよ」とリルカは、グッドの手話をしながら、笑った。


「流石、元アメリア高校のエース機」


「成都女学院のアーマードガールズの弱点、よく知ってらっしゃる」と元譲も驚いた。



「当たり前よ、装甲を硬くする方法は、二つしかないんだし、極端に厚くするか、素材を変えるかしかないからね」とシスカがキザな登場をして現れた。


「あら、夏侯淵ちゃんがやられたわね」


「下手に突入しなくてよかった」


「これは、報告に戻らないといけないわね」と黄忠は、戦線離脱しようとした。


 すると元譲の家から、刹那がジャネットで飛んで黄忠の正面に回り込んだ。


「や、黄忠」


「悪いけど、曹操のもとには行かせない」と刹那は、大型メイスを手にした。


「全く、遠距離専用のアーマードガールズに接近戦は、野暮じゃない?刹那ちゃん」と黄忠は、困った顔見せた。


「遠距離専用?確かに遠距離が得意な機体では、あるよな」


「だけど、背中のその剣二本は、飾りじゃないんだろ?」と黄忠に尋ねた。


「全く、これだから獣は、嫌いなのよ」と背中から剣二本を黄忠は、手にした。



「昔の戦友と戦う日がくるとは、思わなかったぜ」と刹那は、切なそうな顔した。



「もし、違う道があったなら、最高の友人でしたわよ。刹那」と黄忠は、ジャネットで高速移動し、刹那と剣を交えた。


「黄忠!」と刹那は、全力でメイスで殴ったが、黄忠は、それを真っ向から受け止めた。


「あばよ!戦友」と刹那は、黄忠の剣を二本とも砕き、黄忠をメイスで叩き潰し破壊した。


 


 


 

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