開戦
「曹操様は、変わってしまったわ」
「お優しい性格でしたのに、マスターが死んでおかしくなったわ」
「正直、見ていられない」
「失礼しますわ」と甄姫は、曹操の勧誘を断った。
「あの人を元に戻したい。この甄姫、命を変えても」
「マスター、急いで、元譲のもとに行きますわよ」と甄姫は、元譲のもとに行った。
一方、曹操陣営は、仲間集めも苦戦していた。
「この崇高な考えを理解できないとはな」
「やはり、元譲と刹那が、邪魔になるな」
「一番の障害になるのは、あの二人か」
「呂布檬玄、黄忠ハルカ、夏侯淵雷華」
「三人で刹那を殺せ!」と曹操は、命令を下し、三人は、元譲のもとに向かった。
刹那は、清美、葉智璢、弌華に模擬戦していた。
「一つ、一つ強力な威力、だが」
「まだ、まだ、この刹那の相手ではないわ!」と大型メイスで、三人の攻撃を全て叩き落とした。
「こうなったら」
「これなら」
「どうですか」と清美、弌華が、剣で振り翳して刹那相手に接近戦を挑んだ。
「二体は、囮か」
「なら、狙撃する葉智璢を倒せば」と大型メイスで葉智璢に強襲した。
「本命は」
「これでした」と清美と弌華は、刹那にロックオンしてミサイルを放った
「舐めるな!小娘!」と放ったミサイルを全て、蹴りと拳で清美と弌華に向けて清美と弌華と葉智璢に返した。
「うそ!」
「ぎゃー」と三人にミサイルが命中した。
しかし、装甲が刹那よりも厚い為、三人は、耐え切った。
「装甲、硬いな」
「ミサイルだと堕ちないか」と刹那は、アメリア高校戦を思い出した。
「あの時も、装甲の差で負けたんだよなぁ」
「キーになるのは、装甲の厚さというわけか」
「嫌いだよ」
「本当に」
「降参」と刹那は、手を挙げた。
その時、甄姫が元譲の家に尋ねてきた。
「甄姫じゃん、久しぶり」と元譲が出迎えた。
「刹那は、二階で模擬戦してるよ」
「呼んでくるよ」と元譲は、一階から刹那を呼んだ。
すると、元譲と清美、弌華、葉智璢が二階から降りてきた。
「どうしたの?甄姫」と刹那が甄姫に尋ねると
泣きながら、甄姫は、刹那に抱きついてきた。
「曹操様が変わられてしまったの」と甄姫は、泣きながら語った。
その時、黄忠と夏侯淵の狙撃ライフルの弾丸が飛んできた。
「危ない」と元譲が、弾丸を指で挟んだ。
「甄姫、後をつけられたね」
「刹那は、甄姫をお願い」
「弌華、葉智璢、清美は、刺客を倒して」と元譲は、三人にお願いした。
三人は、前に出てきた。
「先輩達、私達が相手になるよ」と三人は、黄忠と夏侯淵を挑発した。
すると、上空から、呂布檬玄が降りてきた。
「この我々を倒すというのか、小娘ども」と呂布は、怒鳴った。




