チーム ラグナロク Ⅰ
「葉智璢できたよ」
「さ、お披露目といきますか」と元譲は、ノリノリで葉智璢を鏡の前に葉智璢を立たせた。
「すごいゴツい」と二人と似た反応を葉智璢もした。
「なんか、全身武器庫って感じだね」
「ジャネット展開」
「何これ、重武装すぎる」
「両腕にレンジパイル、肩には、ミサイル、背中にロケットランチャー、それにこれは、劉備が持っていた盾に剣が付いてる、しかも、剣の刃が冷気纏ってる、飛行ユニットは、これは粒子、太陽光でも、動けるってこと?すごい」と葉智璢は、驚いた。
「私達が試作機化したら、こうなるのかー」と葉智璢は、感動した。
「液体金属すら、凍らせる兵器は、貴女達、三人にそれぞれに持たせた」
「ちなみに、ジャーマン高校の人達が技術提供してくれたの」
「出てきていいよ」と元譲が大声で叫ぶと剣術大会で清美、弌華、葉智璢の邪魔をしたジャーマン高校の三機が姿を見せた。
「貴女達は、あの時の」
「イッヒ ビッテ ウム フェアツァイフング、エス ヴァー アイン ミスフェアシュタンニス」
「ディース イスト ニヒト デア カンプフ デン ヴィア ヴォーレン、イッヒ ビッテ ウム フェアツァイフング」
「あの戦いは、我々が望むものではなかった、だからこの通り許してください。勘違いでした。だってさ」
「許してやってほしいな」と元譲は、三人にお願いした。
「わかった。許します、だから頭を上げてください」と下手に出てきたジャーマン高校のアーマードガールズ達に清美達は、強くは出れなかった。
「技術提供ありがとうございます」
「お詫びとしてしっかり使わせて頂きますとお伝えください」と葉智璢は、代表で元譲に頼んだ。
「フィーレン・ダンク・フュア・ディー・テクニッシェ・ウンターシュトゥッツング、イッヒ パッセ グート ダーラウフ アウフ」と元譲は、清美達の代わりジャーマン高校の三機に伝えた。
すると、敬礼しジャーマン高校の三機は、飛び去って行った。
「まー、一緒に戦おうって感じになるのかな?」と清美達は、ジャーマン高校に期待した。
「戦ってくれると嬉しいね。戦力差を少しでも埋めたいから、清美達にも、働いてもらうよ」と元譲は、笑った。
「任せてくださいよ。元譲さん」と清美達は、自信に溢れた様子だった。
「刹那、リルカも、清美達の戦闘データちゃんと取るために模擬戦をしてもらうからね」と元譲は、二人に念を押した。
「任せてよマスター」
「任せなさーい。壊すつもりで戦うから」と刹那とリルカは、やる気に溢れた返事をした。




