清美、弌華、葉智璢を改造Ⅱ
清美と弌華と葉智璢は、元譲の工場に来ていた。
「これから、君たちを改造するけど、しっかり結果出してね。三人とも」と元譲は、念を押し、三人を解体し壊されたアーマードガールズのパーツに合うよう加工した。
作業開始してから二ヶ月が過ぎて、清美の改造が終わった。
「これが私?」と鏡に映った自分を清美が見た。
見た目が、パイロットモチーフぽくなっていた。
「装甲も厚くなってる」
「これが私」と清美は、驚いた。
「もう少し待ってね」
「今、弌華ももうすぐ終わるからさ」と元譲は、作業を始めた。
作業音が、工房から聞こえてくる。
清美は、うずうずしていた。
「弌華達は、どんなモチーフなんだろう」
「とその前に武装を確認しないと」と清美は、ジャネットを展開し、武装の確認をした。
「剣が二本というか、これトンファーに剣がついてる」
「と、これは、槍を発射できる砲撃が二つ、貫通しそう、人にも向けたら、確実に大怪我だ」
「最終決戦に近いからかな」
「元譲さんの殺意を感じる」と清美は、感心した。
作業音が消え、元譲が工房からでてきた。
「弌華出てきていいよ」
「清美お待たせ」
「弌華だよ」と元譲が弌華を清美に見せた。
「弌華、なんか、戦車ぽい、重厚感ある」と清美は、驚いた。
「弌華も、鏡見てみて」と元譲は、弌華に鏡で自分の姿を見せた。
「確かに、見るからに戦車ぽい」
「武装の方は」
「ジャネット展開」
「デカい剣一本に」
「狙撃ライフル一つに」
「砲門に槍がついてるしかも一本」
「あと、掌には、冷たい冷気がある」
「冷凍系の装備だな完全に」と弌華は、武装の確認をした。
「これ、対戦車ライフルが二つある」
「あと、デカいレンチが一つ、こんなにやばいのか?試作機って奴は」
「確かにあの軽いボディじゃこれは無理だな」
「元譲さん、武将モチーフの壊れたパーツからこれ作ったの?」と弌華は尋ねた。
「胸に球体あると思うんだけど、複数の敵を捕捉できるレーダーがなんだけど、胸に意識、集中すれば発動可能よ」
「間違いなく、壊れたパーツを改造したよ」
「見た目大部分、変わったけど、性格は、そのままだから、安心して」と元譲は、そういうとまた、工房に入り作業を開始した。
「この掌の武器の威力みたいな、空き缶ないかな」と弌華は、空き缶を探しにゴミ箱を漁るとペットボトルが出てきた。
「これだ」と弌華は、ペットボトルを地面に置いて、思い切り殴るとペットボトルに穴が空いた。
「すげー」
「ペットボトルと言え、綺麗に穴が空いたよー」と弌華は、驚いた。




