趙雲、劉備と再会する
弌華と刹那を連れて、神崎夏侯覇と三鶴城元譲は、周瑜の家に向かっていた。
刹那と弌華は、未だ、歪みあっていた。
「傍迷惑なクソガキめ」
「ちゃんと謝れよ?」と刹那は、珍しく喧嘩腰だった。
「くそばばぁに言われたくないぜ」
「ちゃんと謝れるわ」
「誰がクソガキだよ!」と弌華は、怒鳴った。
「誰がババァだ?口の減らない威勢だけの負け犬が」と刹那もキレた。
それを聞きながら、夏侯覇と元譲は、歩いた。
「そろそろ、辞めない?」
「戦闘に発展だけはしないでね?刹那」と夏侯覇と元譲は、呆れながら二人を止めた。
「だって、こいつが、全く反省してないんだよ?」と刹那は、元譲を味方につけようとした。
「こいつ、腹立つ!」
「マスターにだけいい顔すんのかよ!」とそれを見た弌華は、もっと不機嫌になった。
「弌華、だめだよ」と夏侯覇も弌華に注意喚起した。
「俺だけ悪者かよー!」と弌華は、不貞腐れた。
「刹那も、悪いからね?弌華」と元譲は、弌華をフォローした。
「マスター、マスターは、あんな奴の味方するの?」と刹那は、悲しそうな顔した。
「せっかくの後輩機体なんだから、刹那の方がお姉ちゃんだからね、弌華は、妹みたいなもんでしょ?」と元譲は、刹那に説教した。
「あんな奴、妹じゃないし」と刹那は、不貞腐れた。
「全く、子供なんだから」と元譲は、ため息をついた。
そして、元譲達は、周瑜の家に着いて、インターホンを鳴らした。
「はーい」と周瑜が中から出てきた。
「あら、元譲、久しぶり」と周瑜は、元譲に挨拶した。
「この子は確か、こないだ、街中で襲ってきて返り討ちにあった子じゃない?」と夏侯覇と弌華をしっかり周瑜は、覚えていた。
「その件で謝りたくてさ、来ちゃった」と元譲は、周瑜と親しげに会話をした。
「ほら、夏侯覇、弌華」と元譲は、タイミングよく二人にバトンタッチした。
「テロリストと勘違いしてごめんなさい」と夏侯覇と弌華は、周瑜に謝罪した。
「まー、あの事件の現場見たら、武将モチーフは、みんなあんな感じって思うのは、仕方ないよ」
「だから、気にしてないよ」
「こっちこそ、酷い目に遭わせてごめんね」
「過剰防衛だった」と周瑜も二人に謝った。
「周瑜、ついでだから話せる?」と元譲は真剣な顔で周瑜に尋ねた。
「いいよ。多分、曹操の件でしょ?」と周瑜は、元譲達を家に招き入れた。
「なるほど、新型のアーマードガールズを部下に」
「よく倒せたね?元譲」と周瑜は、元譲の話に驚いた。




