曹操の目的
「曹操様、何とか伊藤を暗殺しましたね」と黄忠が頭を下げた。
「次のターゲットは・・・・・」
「考えてなかった」と曹操は、頭に手を当てて笑った。
呂布、黄忠達は、全員、倒れた。
「なんで、そうなるんだー?」と夏侯惇は、ツッコミを入れた。
「ずっと戦をするのも骨だからな」
「休息も必要だ」
「問題は、ここまでしておいて、黙ってないのは、趙雲だな」
「奴らは、必ず邪魔をする」
「兵を揃える必要がある」
「やる事山積みだ」と曹操は、真面目モードになった。
「我ら、覇道の邪魔になるやつは全て排除だ」
「その為には、アメリア高校からの引き抜き」
「ジャーマン高校の後ろ盾」
「まさか、成都女学院の廃墟を根城してると思っていまい」
「奴らを必ず倒し、島を統一」
「今のテイルズリボック社は、おもちゃ産業からも兵器産業からも両方からも期待されている」
「これは、活路だ」
「誰が最強機体なのか」
「未だ、決まってない」
「実験に実験を重ねる」
「今は亡き、マスターと横町興覇との約束を果たす」と曹操は、意気込んだ。
一方、清美達は、元関ヶ原高校のメンバーをかき集める為に街中を探していた。
「中々、いない」
「武将モチーフのアーマードガールズ、たくさんいたって話は聞くけど、中々会わないなー」と清美は、困った顔をした。
「しょうがないよ」
「昔の大戦で大部分は、壊れたみたいだし、幸村さんが、身内にいるだけだからね」
「清美の身内だけど」と弌華も一緒に探していた。
葉智璢は、一人で武者修行する為にアーマードガールズの道場に出稽古に来ていた。
「頼もう」と葉智璢が、大声を上げると中々から、元関ヶ原高校のアーマードガールズである島津豊美が中々から出てきた。
「その様子だと出稽古かな?」
「いいぜ、入んな!」と快く葉智璢を道場の中に入れた。
「師範、師範に勝てたら、私達の仲間になってください!」
「お願いします」と葉智璢は、島津豊美に頭を下げた。
「俺のマスターは、アメリア高校で大怪我を負い未だに、目を覚さない」
「伊藤博華の話はニュースで流れてたから知ってる」
「俺は、でかい大戦は、参加はしたくない」
「せっかく出来た平穏な暮らしだぜ?」
「一部のテロリストのせいで台無しになってこっちは、いい迷惑なんだ」
「伊藤博華は、ここの門下生だったけど」
「仇討ちには、行きたくはないぜ?」と豊美は。葉智璢の誘いを断った。
「敵は、元成都女学院のアーマードガールズです」
「それでもですか?」と葉智璢は、豊美を戦場に駆り立てようとした。




