伊藤博華 暗殺
「あの者達は、何者だ?」
「アメリア高校に勝つだと?」
「しかも、あの動きは、まるで」と伊藤博華は、東普高校の三人を見て、嘗ての刹那と重なって見えた。
「趙雲刹那の教え子か」
「実に面白い」
「趙雲刹那がどこかで見てるだろうな」
「どこまで勝ち上がるか」
「楽しみだ」と伊藤博華は、笑った。
東普高校は、その後も二回戦も勝ち上がり
続く三回戦に入った。
「これより、ジャーマン高校対東普高校の試合を始めます」とレフェリーがいい放つと
「伊藤博華!」
「天誅」と複数のアーマードガールズが乱入してきた。
「二人とも、ジャネット展開して」
「迎え撃つよ」と葉智璢は、ジャネットを展開した。
「あるようになれか」と弌華もジャネット展開し、空を飛んだ。
「乱戦は囮」
「本命は、こっちか」と清美は、ジャネットを展開し伊藤博華のもとに向かった。
しかし、ジャーマン高校の機体三機が、清美に立ちはだかった。
「行かせないぞ、暗殺者め」とジャーマン高校の三機は、一斉攻撃を始めた。
「こんなのってありかよ!」とジャーマン高校のアーマードガールズ三機相手に一人で対抗する清美、元譲達も、所属不明のアーマードガールズに抵抗していた。
「なんなの?」
「この機体は!」
「液体金属で出来たアーマードガールズだ」
「斬っても、再生する」と刹那とリルカも苦戦していた。
「新技術の機体!?」
「こんな技術、テイルズリボック社が開発したと言うの?」と元譲は、困惑した。
「マスター、こいつらの対処方法は?」と刹那が、元譲に尋ねた。
「なら!」
「刹那受け取って」と元譲は、刹那にミサイルランチャーを投げ渡した。
「こいつ、使うのか」
「やってる」と投げ渡されたミサイルランチャーを使用した
すると液体金属で出来たアーマードガールズを氷漬けにした。
「マスター、相変わらず、やるー」と刹那は、氷漬けになったアーマードガールズを大型メイスで叩き壊した。
「元譲、やっぱりすごいね」とシスカは、驚いた。
「これで、清美のところにいける」と刹那は、ジャネット展開して空を飛ぼうとしたが、呂布檬玄が待ち構えていた。
「どうして、呂布がいる!?」と刹那が驚いた。
「まだ、我々の戦争は、終わってはいない」
「腑抜けた世界に用はない」
「我々、兵士の行き場を作る為にお前らを撃つ」と刹那に呂布檬玄が襲いかかった。
「平和を手にした子供達に今更、地獄を見せるのか?」
「それは、一番間違えている」と刹那は、呂布に立ち向かった。




