智香、夏侯覇、祖逖の微妙な一日
「くそ、片腕が・・・」
「お前は一体、何者なんだー」と清美は、巨大な戦艦と戦っていた。
「せっかくの平穏な日常を返せー」と清美が、戦艦に向かって突撃したところで清美は、目を覚ました。
「なんだ夢か」
「マスターを起こす時間だな」と清美は、活動を開始した。
「マスター!起きろー」と布団を清美は、マスターである祖逖から剥ぎ取った。
「清美・・・今何時?」とマスターである祖逖は、愛機であるアーマードガールズの清美に半分起きてない状態で尋ねた。
「マスター!もう六時ですよ」
「早朝トレーニングするっていってたじゃないですかんー!」と清美は、困った顔で応えた。
「いっけない!そうだった」
「夏侯覇達と約束あるんだった」と祖逖は、慌てて行動を開始した。
「マスター」
「はい!パン」と祖逖に清美は、ハンバーガーをジャネットで空を飛び口に込んだ。
「そうだ、清美」
「清美に妹を作るから」
「楽しみにしてて」と清美に祖逖は、笑いながら教えた。
「妹ですか?」
「つまり、アーマードガールズ2体目を作るということですか?」
「楽しみにしてます」と清美は、祖逖の言葉に期待した。
学校に着いた祖逖は、早速、夏侯覇のアーマードガールズの齋藤弌華に絡まれた。
「よ、清美のマスター」
「どうも、確かー」
「神崎夏侯覇のアーマードガールズの齋藤弌華だ」
「よろしく」と弌華は、小さな手で祖逖に握手を求めた。
祖逖は、人差し指を差し出して弌華と握手をした。
それを見た清美は、弌華に嫉妬して大声を上げた。
「マスターは、私だけのマスターだから、弌華と仲良くしないで」
「清美・・・」
「あれー清美、マスター取られたと思ってる?もしかしてー」と弌華は、清美を煽った。
「くそー、表に出ろ、弌華ー!」と祖逖の前で清美は、ガトリングを出した。
「ねー、清美のマスター、さー疲れない?」と弌華は、祖逖に話しかけた。
「マスターは、疲れたりしない!」と清美は、意地を張った。
「こらこら、清美、暴力的になっちゃダメだよ?」と清美に祖逖は指摘した。
「だってさ、清美ー」と弌華は調子乗った瞬間、夏侯覇の目に止まり、弌華は、マスターである夏侯覇に厳重注意を受けた。
「ごめんね。弌華、少し意地悪な部分あって」
「弌華、清美に謝りなさい」と弌華を夏侯覇は叩いた。
「あいたー、お尻叩くな、マスター」と弌華は、涙目になった。
「ごめんなさい」と弌華は、清美に謝った。
「清美、許してね。この娘は、調子乗りやすいの」
「清美、許せる?」と祖逖は、清美に尋ねた
「今回だけ、見逃す」と清美は、少し不貞腐れた様子だった。




