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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
時代の変化

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治安維持部隊の目的


「まずは、第一回、定例会議を行いたいと思います」


「まずは、行動理念を明確にしていきたいと思います」


「案がある人いませんか?」と葉智璢は、リーダーの仕事をこなしていた。


「はい!」と清美が手を挙げた。


「清美さん、何かありますか?」と葉智璢は、清美に尋ねた。


 すると、突拍子もないことを清美は、いい出した。


「ひったくり犯とかの軽犯罪の連中を片っ端から、銃火器で懲らしめ、力を示す。これがいいと思います」


「つまり、弾圧すると」


「パワー思考かー、やっぱりそうなるか」


「会議の意味ないね」と葉智璢は、ため息をついた。


「戦う為に作られたロボット、それが俺たちアーマードガールズだ」



「戦う以外に選択肢を持たないのが現実だよ」と弌華もやる気無くしていた。


「やっぱり、そうだよね」と葉智璢は、諦めた。


「いつ、事件起こるかわからないから」


「パトロールにいきますか?二人とも」と葉智璢は、弌華と清美に提案した。


 二人は二つ返事で葉智璢のしたのもとパトロールすることになった。



「今、うちの葉智璢どうしてるんだろうか?」と智香は、自身のパートナーであるアーマードガールズの葉智璢のことで頭がいっぱいにしていた。



「全く、マスターになると心配が増えるというけど・・・増えすぎだよ・・帰ってきてよ清美ぃぃ」と祖逖も気にしていた。


 マスター達の心配を他所にアーマードガールズの葉智璢、弌華、清美は、人助けを一生懸命にして地域に貢献していた。


「これも、治安維持の為」


「まさか、人助けするとはね」


「思いもよらなかった」と葉智璢も弌華、清美も自分達じゃ考えられない行動をしていた。


「とりあえず、マスター達の学校が終わる頃、稼働時間にも限度あるし、撤収する」と葉智璢は、二人に命令を下し、学校の屋上に戻ってきた。


「やっと、帰って来れた」


「そろそろ、マスターのところに戻らないと不味い」


「だな」と清美と弌華は、先にマスターのところへ戻っていった。



「まー、初日にしては、頑張ったか」と葉智璢は、一人で振り返ってからマスターである桜田智香のところに戻った。



「どこまで行ってたのさー葉智璢ー」とアーマードガールズ相手に智香は、怒った。



「人助けをだな」


「していた」


「すまない」と葉智璢は、怒っている智香に頭を下げた。


「一応、一言は、欲しかったよ葉智璢、勝手な振る舞いは謹んでほしいなー」と葉智璢に智香は、しばらく説教を垂れた。


 葉智璢は、身から出たサビと思い、猛省した。

 



 

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