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敵の正体


 トイレ清掃を終えた曹操達は、学園長室に入ってきた。


「マスター、トイレ清掃、無事に終わり帰還しました」と曹操は、代表で報告した。


「ご苦労様です。水葉さん、本来なら学生さん達にやらせるべきなんでしょうけど、水葉さん達のテストも兼ねてのこと、どうかお許しください」と学園長は、曹操達に頭を下げた。


「頭をお上げください。マスター、これも心の鍛錬の一環ですから。ここにいる皆、覚悟は出来てました。テストプレイを兼ねた模擬戦闘は、敗北してしまいましたが、我々の不甲斐なさが招いた結果、この借りは、必ずや、返します」と曹操水葉は、堂々と胸を張った。


「貴女達のそう言う姿勢は、生徒達にいい刺激になるでしょう。今後とも、私共々生徒達をよろしくお願いしますね。水葉さん」と学園長は、笑った。


 すると曹操達は、皆、膝をつき学園長に忠誠を誓った。


「そのご意志に反しない生き方をします。失礼します。皆解散」と曹操水葉は、他のアーマードガールズ達に命令を下し曹操以外、皆、もとのマスターのもとへ帰って行った。


「学園長、失礼します」と元譲と文遠が学園長室に入ってきた。


「何か、ご用意ですか?元譲さん、文遠さん」と学園長は、窓から景色を見ていた。


「曹操水葉にお礼言いにきました」と文遠は、学園長にありのままを報告した。


「なるほど、そのようなことが、水葉さん。それは誠ですか?」と学園長は、曹操に尋ねた。


「は、誠です。呂布檬玄を捕える為に我々は生みの親であるここにいる元譲殿に雇われた次第で結果、今、ポッケに隠れている甄姫が襲われているところに我が介入した次第です。マスター」と学園長に曹操は、伝えた。


「なるほど、それで礼にきたわけですね。曹操、貴女は、立派ですね。弱きを助ける素晴らしい判断。但し、私に無断は感心しませんよ。元譲さん、曹操」と学園長は、笑いながら叱った。


「確かにそうですね。学園長の耳に先に入れるべきでした。申し訳ありませんでした。学園長」と元譲は、学園長に頭下げた。


「マスターの言う通りです。申し訳ないです」と曹操も学園長に頭を下げた。


「そんなに強かったのですか?呂布檬玄という機体は?」と学園長は、元譲と曹操に尋ねた。


「彼女の実力は、確かです。武だけなら、本校最強と言っても過言ではないです。学園長」と元譲は、学園長の問いに答えた。


「彼女の実力は、あのテストプレイでも、実力を遺憾無く発揮してました。彼女専用の策がなければ、彼女一人に我が軍は、敗退してました。彼女を抑える為に増援として趙雲刹那、先行部隊として関羽智円と夏侯惇千奈を送り込みました。しかし、何処からか、情報が漏れて敵の奇襲で我ら連合軍は、敗走。犯人は、不明。以上がテストプレイの結果にございます。マスター」と曹操は、学園長にそのままを伝えた。


「本来なら負けるはずないというわけですか?曹操水葉さん」と学園長は、曹操に尋ねた。


「本来なら勝ってました。勝つ為に練った策です。負けるはずがない」と曹操は、学園長に強く進言した。


「そこです。おそらく犯人は、貴女達の性格を全て知ってる人、そして生みの親である元譲のことも知ってる人になりますね。あくまでも可能性の話ですけど、熟知してないと策は練れない違いますか?曹操」と学園長は、自分の考えを述べた。


「確かに、情報は武器です。戦は、敵を知るとこから始まります。その上で隊の配置を決めます。あらかじめに知らないと無理ですね。確かに」と曹操は、学園長の考えに納得した。


「でも、テストプレイは、テイルズリボック社の極秘事項、簡単に知ることはない・・・・・」と元譲は、自分の記憶を辿った。


「待って、秋穂は、なんで自分の居場所を・・・・そもそも、誰にも教えてないはず」と元譲は、その時の不可解な事に気がついた。


「秋穂が犯人?趙雲、曹操」と元譲は、二人に尋ねた。


「そう思ってトイレ清掃最中に情報を集めていた」と趙雲は、答えた。


「残念は話ながら、我もそう思う。我々は、マスターの指示や命令は、絶対遵守。故に動機が存在する」と曹操は、答えた。


「私は、長年、生徒を見てきましたが、一定数、本校以外にも、そういった輩は、でてくるのです。元譲さん、貴女は、友人と戦えますか?」と学園長は、元譲に尋ねた。


「仲間だった奴を叩くは、普通の神経では」と曹操は、発言してきたが、学園長が大声を上げた。


「お黙りなさい。曹操、元譲自身の問題でもあるのです。良くも悪くも関係性が変わる。その覚悟があるかを私は、元譲に尋ねているのです。曹操は、黙って答えを待つのです」


 曹操は、二つ返事で元譲の答えを待った。


「私は戦います。秋穂と」と元譲は、答えた。


 しかし、曹操は、元譲の言葉を信じなかった。


「曹操は、わかってるみたいですね。鬼になる覚悟を元譲さん、この私、学園長である董卓湖嘉と戦いなさい」と元譲に提案した。


「元譲」と文遠は、元譲を心配そうな顔で見つめた。


「いんです。先輩、学園長は、私の覚悟を知りたいみたいだから、見せつけてやります。学園長と戦います。いいよね?刹那」と元譲は、自分の機体の趙雲に尋ねた。


「やれと言ったらやりますよ。マスター私は、曹操を斬ります」と趙雲刹那は、とてつもない殺気を出しながら、ユニコーンのジャネットを装着した。


「ほう、私を斬るか、趙雲」と曹操も、青紫色の鳳凰のジャネットを装着した。


「流石、武将モチーフになってるだけあって本当にお手本ですね。元譲さん」と学園長は、笑った。


「学園長、私は貴女を超えます」と元譲は、強気に答えた。


 


 

 

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