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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
時代の変化

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メンバー集め


「チラシ配りましょう。興味を示してくれる人を探すのです」とやる気満々な清美の提案を聞き入れた祖逖は、校内でチラシを配った。


「誰か一緒に地域、貢献しませんか?」と祖逖は、チラシを配ろうとしてるが、思っていた以上に食いつきが悪かった。



「治安維持の為に私達が、今、立ち上がる時です。アーマードガールズを使った辻斬り紛いなものも、出てくるかもしれない。」


「それと戦うのです」と清美は、演説を行い、関心を集めようとした。


 しかし、誰も見向きしなかった。


「何故だ!」


「自分達の地域を護るのは、そんなに嫌なんですか?」


「戦うと治安維持が、そうじゃなくなるからね」



「矛盾があるよ」


「皆、アーマードガールズが大事だからね」



「元譲お母さんの時代では、戦うことが全てだったけど」


「今は、アーマードガールズにたくさんの職業が生まれた」



「警官の仕事を手伝っているアーマードガールズもいるしね」


「清美も、自分もヒーローに憧れてるから」


「今の行動してると思うとさ」



「不思議に思うよ」と祖逖は、屋上で空を見上げた。


「マスター、私は警官の仕事を手伝う」



「どんなに平和な世でも、悪党は身近にいる気がする」


「他人には、思えないよ」と清美は、軍刀を空に翳した。


「やっぱり、元譲お母さんが言った通りだ」


「何がですがですか?マスター」


「いやね、お母さん達が言っていたの」


「アーマードガールズは、ただのロボットじゃないって、自分で考え、人と一緒に成長する友達だって」


「なんとなくわかる気がする清美を見てるとさ」


「そんな感じ」


「変だよね?」と祖逖は、清美に尋ねた。



「どこが変なんだろうね」


「人とロボットが、共存する為に我々も、進化する」


「マスターは、進化してる途中なんですよね?」


「個人的な意見だけど」


「でも、多分、普通の人は、そんなことは考えないと思いますよ」と軍刀を清美は、鞘に納めた。



「アーマードガールズは、戦う為に存在する」


「だけど、戦いに理由は、必要と思う」


「マスターは、何と戦いますか?」と祖逖に清美は、尋ねた。


「難しい事を聞いてくるね。清美は」


「そうだなー」


「友の為かな?」


「でも、それじゃ、元譲お母さんやシスカお母さんと同じか、他がやられたから、やり返して、だからさ、戦闘が激化したと言っても、過言じゃないしね」


「友は、なし」


「やっぱり、自分の為で」


「楽しく戦いたい」


「正義の為とか、抜きで」


「身近な悪を倒すのが、自分には合ってる気がする」

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