何故か、こうなる 刹那&家康vs呂布&孫権 Ⅱ
「おい、アーマードガールズの戦闘が、水着ショップで始まったらしいぞ」
「ふーん。してみれば隠密さんが、見ないなー」
「どーこだろうー」と三鶴城真希は、武巳を探していた。
理由は、一つ、真希が退屈してたからだ。
「とりあえず、騒ぎの場所に行くかな?」
「お姉ちゃんもいそうだし」
「行くよ。幸村」と真希は、騒ぎになってる水着ショップにスキップしながら向かった。
肩にクナイ刺された孫権は、自分でクナイを抜いた。
「まさか、クナイを使ってくるとはね」
「中々ですね。家康さん」と孫権は、家康に関心を持った。
「マスターが無能でも、こっちは戦えますから」とマスターである武巳を家康は、少し小馬鹿にした。
「おい、家康」
「そりゃないよー」と武巳は、落ち込んだ。
「事実ですから」とマスターに容赦ない家康だった。
「相当、無能なんですね?」と橘花は、笑った。
「ですが、うちのマスターは、やる時はやりますよ」と言うは、自信持って発言した。
「そうだな。成長して見せろ」
「そう言うことだな。家康」と武巳は、奮い立った。
「他人を見返す為に戦ってる」
「マスターは、そう言う人です」と武巳を家康は、元気付けた。
「嬉しいことを言ってくれる」
「孫権と真っ向勝負を挑むな」
「速度を活かし、クナイで蜂の巣にしろ」と武巳は、家康に指示をだした。
「それでこそ、マスターです」
「行きます!」と家康は、高い運動性能を活かし、孫権の周りを走り、クナイを飛ばした。
「だけど、その作戦には、致命的な欠陥がある」
「孫権!」と橘花は、叫んだ。
「了解です」と孫権は、素早く空を飛んだ。
「まさか!」と武巳は驚いた。
「逃げろ、家康」と武巳は、指示を出した。
「バルカン砲で痛めつけようって腹立ったんですけど」
「中々ですね」
「だが、家康には、奥の手がある」
「姿を消せ!家康」と武巳は、家康に指示して
ステルスで姿を消した。
「これならどうだ」と武巳は、勝ち誇った顔した。
しかし、孫権には、通じなかった。
「これしきが奥の手?」
「孫権!」と橘花は、叫んだ。
「すると、孫権は、空中から手当たり次第、爆撃を行った」
「やばい」
「だけど!」と爆撃で右脚を失った家康は、空中に飛び、クナイで孫権を刺そうとした。
その時、幸村が、ミサイルで家康と孫権を撃ち落とした。
「これで二者脱落だねー」と真希が姿を見せた。
「何のようだ!真希」と武巳は、怒鳴った。
「負け犬の雄犬は、黙っててよー」と真希は、武巳の首を絞めようと腕が伸ばした。
「真希!貴女」と元譲は、真希に蹴りを入れたが、真希は、バク転で躱した。
「お姉ちゃん、これでーお姉ちゃんの負けだよ」と真希は幸村に刹那を襲わせた。
「二対一」と刹那は、一気に不利になった。
「きたよーちょーうん」と幸村は、十字槍を振り翳した。
「まーいい、趙雲を倒す為だ」
「共闘してやる」と檬玄も戟を振り翳した。
「マスター」と刹那は、元譲に指示を仰ごうとしたが、
元譲は、妹である真希と対峙して指示を出せる状況ではなかった。
「お姉ちゃん、降参したら?」
「勝ち目ないよ?」と真希は、元譲を煽った。
「こんな形でまた、負けるの?」と元譲のプライドが思考の邪魔をした。
「完全に負け戦です」と刹那も、降参しようと元譲を説得しようとした。
「わかった。降参」
「流石に武が悪い」
「背水の陣で望んでも、一人では限界あるね」と元譲は、冷静になり負けを認めた。
「奇襲とはね」
「やられた」と元譲は、深呼吸した。




