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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
戦国伝

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32/123

関ヶ原高校vs成都女学院Ⅱ


「ははは。お姉ちゃんの蹴りやっぱり強いね」


「流石だよ」


「でもさー、真希は、もっと強いよー」と真希は、元譲に上段蹴りをかましてきた。



「自分の妹だけど、ここまで性格歪んでると」


「可愛くないね」と元譲も、蹴り技でカウンターを仕掛けてた。



 しかし、両者共に有効打でなくお互い打ち身で済んだ。


 その一方で、幸村と趙雲は、激しい地上戦を繰り広げていた。


「お互い、槍使いだから、手の内知ってるよーちょーうんー」と幸村にまだ、余力があった。


「くそ、この手も通じない」


「相当、私の戦闘データ入ってるね」


「戦いにくい」と刹那は、幸村相手に苦戦を強いられていた。


 刹那は、メイスを出して殴る戦法に変えようか考えてはいたが、幸村は、刹那の心を読んでいた。


「メイス、使ってこないのー?槍で勝てないからーメイスに頼るんでしょー?いいよー。使ってきてもー」と幸村は、刹那を煽った。


「こいつ、マスターの妹君の機体だけあって、相当強い。変形して荷電粒子砲とも・・・考えたけど、それより早く槍が飛んでくる。その手は使えない・・・どうしたら」と刹那は、悩んだ。


「考える余裕はないよーちょーうんー」と幸村が槍で猛攻を仕掛けてきた。


 刹那は、槍で防戦一方になった。


「ほーらーほーらー」と幸村は、槍を振り回してくる


「くそ、調子に乗るなー」と刹那は、槍で流れを一気に押し戻した。


「へー。やるねー。主ぃのお姉ちゃんの機体だけあってー守り一辺倒からー強引に押し戻してくるなんてーやるねー」と幸村は、趙雲を褒めた。


「槍じゃー、ほぼ互角だからー・・・・銃撃戦と行きますかー」と幸村は、ガトリングガンと、身体のあちこちからミサイルを放ってきた。


「そうくると思ってた」

「こっちもーフルバースト!」と刹那も全武装展開し、幸村に目掛けて弾を全弾発射した。


 タイルの床が、爆発と共に次々と砕けた。


「刹那!」と元譲は、自身の機体の心配したが、真希が、蹴りや拳で猛攻を仕掛けてきた。


 元譲も、防ぐだけでいっぱいいっぱいになった。


「どうしたのおねーちゃん!それじゃ真希に勝てないよー」と真希が、トドメ刺そうと大振りになった。


 それを元譲は、狙っていた。


「これで終わりです。真希!」と元譲は、真希に回し蹴りを喰らわして吹っ飛ばし、元譲は、妹の真希に勝ったのだった。


「後は、刹那とあっちは、相手すらならないかな」


「とりあえず、刹那、撃ちながら、少しづつ前進して。作戦がある」と刹那に元譲は、指示を出した。


「わかりました。マスター」と刹那は、少しづつ、前進を始めた。


「このまま、距離を詰めて、一気に仕留めようって腹かなー」


「じゃあー銃撃戦は、やーめーた」と幸村は、ガトリングガンとミサイルポッドを閉じて、一気に加速してきた。


「刹那ー飛んで」と元譲は、刹那に指示を出した。


「はい」と刹那は、空を飛んだ。


「追いかけてやる」と幸村も、空中に飛んで趙雲を追いかけた。



「今!」と元譲は、叫ぶと刹那は、ガトリングを展開して


 幸村を蜂の巣にした。


 幸村に全弾命中し、幸村は、墜落した。


「ば・・・かな・・」と幸村は、機能停止した。


「あとは、橘花先輩の方が・・」と元譲は、タケルと橘花興覇の方を振り向くとタケルが二人いて、制服を破かれた橘花の姿があった。


「影武者を攻撃してくれたおかげで、女一人ゲットー」と本物のタケルが喜んでいたのも束の間だった。


「死ね。ゲス」と元譲は、刹那に指示し


 本物のタケルの頭を刹那のガトリングガンで撃ち抜いた。


「大丈夫ですか?先輩」と元譲は、橘花興覇に制服の上着を着せた。


 腕を吹っ飛ばされた影武者は、痛みのあまり気絶していた。


 しかし、油断した孫権は、足をもがれていた。


 


 


 

 

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