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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
戦国伝

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関ヶ原高校vs成都女学院


「相互不干渉条約を交わして・・・・かーやるーねー」

「女子校風情が」


「でも、これで我々の出番ってわけだ」


「横町興覇社長のきっての歩兵」


「この関ヶ原高校の前に散ってもらいましょうかい」と生徒会執行部部長、隠密武巳は、不気味な笑みを浮かべた。


「それが一番よろしいかと。主様」とアーマードガールズの家康春美が頭を下げてた



「他校との小競り合いか、女は、好きにしていいんだろ?部長」と数馬地タケル《かすまち》が、ナイフを手に笑った。


「お前からいくか?」


「手始めに」


「タケル、我が高の切り込み隊長」


「いけ!タケル」とアーマードガールズの家康春美が命令を下した。



一方、その頃、成都女学院の生徒にして風紀委員会委員長橘花興覇と元譲は、カフェで雑談しながらお茶をしていた。



「それでさー、元譲に聞きたいんだけど?好きなタイプって誰?」と橘花は、笑いながら元譲に尋ねた。


「横町興覇社長みたいな奴とか、いきなり襲ってくる奴はタイプじゃないですねー」


「先輩避けて」と元譲は、カフェのテーブルをひっくり返して、飛んできたナイフを躱した。


 テーブルは、真っ二つに割れた。


「男性は、碌な奴がいない」


「元譲が男嫌いなのが少しだけわかった気する」と橘花と元譲は、臨戦体制を取った。


「ほう!」


「いろっぺー女、二人、見ーっけ」


「へへ」と数馬地タケルは、ナイフを舐めた。


「その制服、関ヶ原高校のですね?」と橘花は、タケルに尋ねた。


「関ヶ原高校?なんか、嫌な予感する」と元譲が振り向くとアーマードガールズの幸村登場が十字槍で後ろから襲ってきた。


 不意を疲れた元譲は、制服が少し破け素肌が露わになった。


「真希ね?」


「出てきなさい」と元譲は、怒鳴った。


 すると、カフェの中から、真希が姿を見せた。


「刹那ー!」と元譲が叫ぶと空から刹那が孫権を連れて飛んできた。


「お姉ちゃん。相変わらず、いいスタイルだよね」


「あそこにいるタケルに見せたら、タケル勃起しそう」と無邪気な笑みを真希は、浮かべた。


「あんた。いつもそうだよね?育成プログラムの時は、可愛かったのに」


「可愛げなくなってさ」


「お姉ちゃんが、お仕置きしてあげる」


「刹那」と元譲は、刹那にアイコンタクトを送った。


「お任せを。マスター」と刹那は、何かを察したように槍を構えた。


「ある程度はさー、こっちに情報が流れてきててね。お姉ちゃんがー、他に武器隠し持ってるのー知ってるよ」


「そんなわけで、凉。メイス警戒ね?」と真希は、幸村にアドバイスした。


「わかってますよ。主」と幸村は、応えた。



「いけー幸村」と真希は、合図を送った。


「いざ、尋常に勝負」と幸村は、突撃してきた。


「趙雲は、幸村をお願い」



「私は、私で、妹と姉妹喧嘩してくる」と元譲は、指の骨を鳴らして真希に近づいた。


「お互い、空手の有段者だもんねー」


「強くでるよねー」


「でも、お姉ちゃんには、負けないよー」と真希もノーガードで元譲に近づいた。


「孫権。やつの腕の一本や二本は、吹っ飛ばしても構わないよ」


「わかりました。マスター」と孫権は、応えた。


「あっちは、あっちで、楽しんでるねー。こっちは、気持ちよくしてやるよ」と数馬地は、ナイフを持ったまま、橘花に近づこうとした。


 その時、孫権は、タケルに波動砲を容赦なく放ち、ナイフを持っていた方の腕を吹っ飛ばした。


 

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