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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
戦国伝

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謎のアーマードガールズ幸村登場 Ⅰ


「ねー、聞いた?最近、アーマードガールズに最新鋭の機体が開発されたとか?」


「元譲なら何が知ってるじゃない?」


「ねー元譲。アーマードガールズに最新鋭の機体が作られてるって本当?」と成都学園の同級生が元譲に尋ねた。



「最近、あの会社自体に出入りしてないからわかんない」と元譲は素直に答えた。


「大体、この島の施設は全部、あの会社の横町興覇の関係者、私達は、全員、管理下に行われているわけだし、色々手広くやっていてもおかしくないわけで学生同士争っても、意味ないし、飲食店で暴れても意味ないし、それに風紀委員会委員長の橘花さんが、相互不干渉を結んだから、私達も、社長も手出しできないわけで・・・・あいつは野放し状態。殺せないのが辛い」と元譲は、自分の心中を打ち明けた。



「そうだよね。秋穂も、他数名死んだし・・・死人出したのはでかいよね?」と元譲のクラスメイトが悲しそうな顔した。


「納得いく結果じゃないのが・・・悔しい」と元譲は、一人呟いた。


 一方、刹那達アーマードガールズは、学園の屋上で武器の手入れをしていた。


「いい天気ですね?刹那」と月英が笑いながら尋ねてきた。



「いい天気だけど・・・・どうしたの?月英」と刹那は、尋ね返した。


「今日は平和だなぁって思ってさ、ずっと戦いばっかりだったし、たまにはおしゃべりしたいなぁ。なんてね」と月英は、答えた。


「確かに他のマスター達と共闘して人間達と戦い。今生き残ってる我々、アーマードガールズは、結束が高まった。良くも悪くも、戦場で帰らない機体もいたが、月英は、良く戻ってきた」と曹操は、月英を褒めた。


「私も一度は破壊された身だけどね」


「それよりも曹操は、本当はどっちの立場に付きたかったのですか?」と甄姫が曹操に尋ねた。


「マスターが違っていたら、私もあの戦場に立ちたかった」と曹操は、素直に答えた。


「呂布さんは、生き残るとは当然ですが・・・孫権さんがまさか、パワーアップしてくるとは、思いもよらなかったですわ」と甄姫は、孫権に驚いた。


「前回、壊れたし、刹那が助けに遅れたという理由で詫びとしての強化、しかも、新技術付き。交渉してみるもんだよ」と孫権は、ドヤ顔した。


「まー、あの時は、情報を得るのが最優先だったし、だけど、風紀委員会と生徒会の間に蟠りができたのは痛かったけど、内部分裂もしたし、大変だったわけで」と刹那は、自分の当時の心境を語った。


「でも、新技術の提供で手を打ったから。この話は、ここまで、喧嘩する為に集まったわけでもないし、今はノーサイドだからね」と孫権は、刹那を許した。


 彼女達の様子を謎のアーマードガールズが、見ていたのを誰も気づいてはいなかった。


 



 

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