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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
テイルズリボック社の闇

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月英vs刹那 ラストバトルⅡ


「月英。新型機になって、私と戦っているのはいいけど・・・貴女の目的は何?」と月英に刹那は、ガトリングガンを撃ちながら尋ねた。



「私は・・・・分からない。分からないから・・知らないから答えを求めてる」と月英は、マシンガンを撃ちながら答えた。



「答えなんてない!はっきり言え!私に勝って強さを証明したいってさー。そんな感じがプンプンするんだよ。貴女からさー。だから、ここで答えないとマスターの修復した意味がない!」と刹那は、ガトリングから大型メイスに切り替えて月英の頭を殴りにマシンガンの弾を避けながら接近した。


「データにはない。やられる」と月英は、死を覚悟した時、前の記憶回路が反応し、前の月英自身の記憶が月英のデータに入りこんだ。



「今の記憶は、一体!?」と月英は、刹那のメイスをギリギリで避けた。


「私は、一体。何者なんだー」と月英は、錯乱し、明後日の方向にも、攻撃した。



「マスターが、前の記憶回路の一部を新しい記憶回路に移植したな。全く、これじゃ、あーなるのも当然か。なら、いい加減に帰ってこい月英ぃぃぃぃ」と刹那は、月英に蹴り技を使い吹っ飛ばした。


 月英は、勢いよく屋上の地面に激突し屋上の床に穴が空いた。


「いたたた。誰よいきなり!」と月英は、元に戻った。


「月英。大丈夫?」と刹那は、月英に尋ねると


「刹那、何であんたがこんなとこにいるの?それにこのジャネットは何?」と月英は、困惑した。



「そうなるのも無理もないよ。月英、後で教えるよ」と刹那が月英に約束をした。


「後でっていつよ」と月英は、怒鳴ったが、刹那の説得によりどうにか、怒りを鎮めることに成功した。


 一方、学園に墜落したヘリから、横町興覇が火傷負いながらも生きて出てきた。


「くそ、学生達のせいでえらい目にあった」と興覇は、そのまま走り去ろうとしたが、学生達が、警察と争ってる最中だった。


 それを見た興覇は、大声で


「待てーお前らー!」と叫んだ。



 すると警察と生徒たちと先生方が、一斉に社長の方を見た。



「実践による実験お疲れ様。警察の皆さんは、帰っていただいて結構です。ここは私一人が引き受けます」と社長は、堂々とした態度で発言した。



「出たな。元凶」


「貴方のせいでどれだけが犠牲になったか」



「社長、いや、横町興覇、貴方を潰します」


「ふん。たかが、モルモットが生意気なロボット兵器のなり損ないの兵器もどきを使い、この私を殺せるとでも思っているのか?軍事産業を舐めるなよ。小娘達」と興覇は、怒鳴った。



 その威圧に生徒たちは、後退りした。


 そこに生徒会長である周瑜が興覇の前に出てきた。


「貴方を殺せば、会社は、潰せる。違いますか?」と興覇に周瑜は尋ねた。


「私の意思は、引き継がれる。会社は、永遠に不滅だよ。周瑜生徒会長。逆に今ここで大量にお前らを始末すれば、軍事ロボットが何体でも、確保出来る。その為に、先生方が存在する」と興覇は、笑った。



「無能な警察共も聞けー!ここは、私の城、私が王でキングだ。全てが許される。ここの生徒の真の目的は、この横町興覇を消すこと。その為に計画を立てたつもり、生徒たちは、ただ、私の軍事産業のやり方が気に食わずにやけになった。ただの一介の学生に過ぎん。ここに来ている警察共も私の部下だよ。残念だったな。ここは、隔離された島なんだよ。ここでは、私が全てのルールだ」と興覇は、笑った。


「島に連れて来られたの?私達は・・・」と周瑜達生徒は絶望した。


 元譲は、黄忠に連絡を取った。


「どうなったの?そっちの様子は」と元譲は、黄忠に尋ねた。


「墜落したヘリから、横町が現れて、言葉で生徒会長達を無力化しました」



「生きてたのあいつ。こっちは、今屋上に向かったってるをだけど、いきなり瓦礫が落ちてきて、前に進めない。あと少しで屋上だったんだけど、刹那に連絡取るつもり」と元譲は、黄忠に説明した。


「わかりましたわ。元譲さん、そちらも気をつけて」と黄忠は、連絡を切った。



「この状況をどうしたらいいの?弾薬は尽きたし、バッテリーも僅か。打てる手はなしか、ここまでかな?」と黄忠は、武器を下げた。



元譲は、刹那に連絡を取った。


「刹那」


「マスター、今どちらに?」と刹那は、元譲に尋ねた。


「なんか、いきなり瓦礫が落ちてきて前に進めないんだけど」と元譲は、説明した。


 その瞬間、刹那は、額に手をやって失敗した。という表情になった。


「ごめんなさい。マスター、多分、私が、月英を蹴り飛ばしたせい・・・・・瓦礫は、丁度いいやつあるから、それで撤去するから、離れてくれると嬉しい」と刹那は、秋穂のミサイルランチャーを月英に持たせた。


 嫌な予感した元譲は、廊下の角の陰に隠れた。


「いいよ。刹那」と元譲は、合図を出した。


「発射!」と刹那は、瓦礫に向かいミサイルランチャーを放つと瓦礫が勢いよく粉々になった。


「これで通れる筈です」と刹那が、元譲に話すと勢いよく元譲が屋上に走ってきて無事に刹那と合流した。


 

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