動き出す新たなプロジェクト
動き出す新たなプロジェクト
新生西暦223年、テイルズリボック社に新たな動きがあった。
妊娠出来るロボットの開発である。
その為に成都女学院の女子生徒を連れ去り、様々な実験すると言う非人道的な行為が行われていた。
しかし、女子生徒達は、怪しいと思っていても手が出せずにいた。
反乱分子として消される心配をしていたためである。
そんな中、立ち上がったのは、生徒会も風紀委員会である。両者はこれには猛反発し、生徒全員を丸め込み、学園内に閉じこもり、叫びを上げていた。
「我々は、道具ではない!テイルズリボック社の計画は、断固阻止する為にここに立ち上がった次第である」と生徒会長周瑜桜が拡声器を使い自分の考えを述べた。
「モルモットの分際で、育てられた恩を忘れたか?小娘共」と先生たちから罵声が飛んできた。
「これかは、聖戦である。テイルズリボック社は、潰すべき会社である。劉備やっちゃって」と周瑜は、劉備に命令を下し、劉備は、黒金のジャネットを展開しミサイルランチャーを先生達に放った。
「これは、威嚇射撃である。次は当てます」と拡声器で周瑜は、叫んだ。
「この子供の人権侵害を守る為に大人は、いる筈だー」
「そーだ」
「そーだ」
「大人の都合の為に子供は存在しない」
「そーだ」
「そーだ」
「皆様、ご覧になっているでしょうか。成都女学院の生徒達が、悲痛な叫びを上げています。テイルズリボック社の実態が、世に出てきました」と報道陣も大量に群がった。
「だはは。いいぞ。子供達は、こぞってアーマードガールズを兵器運用している。すばらしい。我々の野望に一歩近づいたぞ。兵器には、兵器。その為のテイルズリボック社なのだよ」と社長である横町仲康は、テレビ中継を見て笑った。
「大人はみんなズルい。わかる?刹那、これが人間の本性よ」と元譲は、刹那に悪であることを語った。
「確かにこれは私は、許せない。束の間平和なひと時を返してほしい」と刹那は、激怒し、ユニコーンをモチーフにした白銀のジャネットを展開した。
「アトミックブラスタキャノン発射準備」と元譲は、刹那に指示を出した。
刹那の背中からでかい砲台が出てきて、両肩に装着された。
「目標、捕捉、ターゲット、先生たち及び報道陣」
「いけー」と刹那は、叫びどでかいビーム砲が発射された。
向かってくるビーム砲を曹操が一刀両断して見せた。
学園長である董卓湖嘉が姿を見せた。
「学園を占拠したところで状況が悪化するだけ何故、頭を使わないのですか?モルモット達」と拡声器で生徒達に問いかけた。
「会社に不満を抱くのは悪い事ではないです。奴隷という言葉は、みんな言わないだけで、先生も皆、貴女達と同じ、テイルズリボック社の奴隷です。それが社会です。貴女達の悩みは我々の悩みでもあります。よって、反テイルズリボック社の組織としてこの学園を運用していくと私はここに宣言いたします」と学園長は、堂々とした態度で発言した。




