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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
戦争

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12/123

秋穂の最後


「首謀者を言え」と刹那は、文長に命令した。


「この私がいうわけがないだろう」と文長は、強がった。


「じゃぁ死ね」と刹那は、文長の頭部にガトリングを放ち、文長は、血まみれで倒れた。


 それ以来、刹那は、慈悲の心を無くしたように戦いアーマードガールズ千体斬りを果たした。


しかし、同時に刹那も元譲もお互いに初めて生身の人間に手をかけたことに苦しみ、身体も、心を疲弊していたところに貂蝉達が来たのだった。



 その様子を監視カメラのモニターで孟徳秋穂が見ていた。


「全て、予定通り。文長は、役に立った。テイルズリボック社の意思、小型兵器の開発テスト為のみんなは贄だからね。みんなが楽しく遊ぶ為のおもちゃと勘違いした元譲の負け、そして、この私こそ、世界の支配者の一員になる。早く来てね。元譲、学園長もそれを望んでいる。人間の欲望の為に他人を自分を犠牲にするそれが人間のあり方よ。そうは思わない?関羽」と関羽は、縛り上げられていた。


「貴女をマスターに選んだ私が馬鹿だった。絶対、殺してやる」と関羽は、怒りを露わにした。


「怖い、怖い」と秋穂は、笑った。


 一方、元譲と刹那は、秋穂を倒す為に次々と他のアーマードガールズを倒していた。


「貴様らに用はない。何処だ秋穂ー!」と元譲は、怒鳴った。


「こいつをリーダーを合わせるな」


「者ども斬れ、斬れ」と次々とアーマードガールズが沸いた。



「邪魔だな。刹那、新兵器よ。貂蝉のくれた新武器のお披露目よ。爆ぜろー!」と元譲は、叫んだ


 刹那は、ジャネットを展開して背中からミサイルランチャーを出し、そのまま発射し、次々とアーマードガールズを壊した。


「こいつ、化け物か!?」


「逃げろ。みんな」と次々と残ったアーマードガールズが撤退を始めた。


「ぶっ壊す!アトミックブラストキャノンを展開。目標、撤退するアーマードガールズ。くたばれー」とどでかいビーム砲を放ち、学園の三階にある廊下の窓ガラスを全て割り、持ち主である生徒もろとも、アーマードガールズを壊した。


「こんな筈で・・・・は」と次々と生徒達は、怪我負った。


 監視カメラのモニターも破壊され、秋穂は、驚いた。


「そんな馬鹿な!小型兵器が、あんな大型武装を所持していいの?嘘でしょ」と秋穂は、自分の寮の個室から逃げようとドアを開けた。


 すると、そこには、貂蝉達が、待ち構えていた。


「どうしてここが、わかった!?」と秋穂は、叫んだ。


「詰めが甘いな。逆探知できないとでも?」と練師は、余裕の笑みを浮かべた。


「よくも、うちの関羽に細工してくれたな。秋穂」と練師は、怒鳴った。


「貴女は?ぐわー」と関羽が苦しんだ。


「待っていて、関羽、今助けるから。秋穂、お前を殺す。みんなジャネットを展開」と練師は、貂蝉達に命じた。


「この子達をただの殺戮兵器にさせた罪は、重いぞ。全員、ライフル構え!てー!」と練師は、貂蝉達に命じて秋穂を撃たせ、重症を負わせた。


「関羽を元に戻して、貂蝉」と練師は、貂蝉にお願いした。


 記憶回路をいじられた関羽は、無事に記憶を取り戻し、元のマスターである練師の元に戻った。


 練師は、関羽を連れて、刹那と元譲のもとまで走った。


「秋穂ーどこだー」と刹那と元譲は、学園中を暴れ回った。


 すると、再び、元譲の前に練師が関羽を連れて現れた。


「関羽覚悟ー」と刹那は、ビームランスを構え突撃した。


「これも、宿命か」と関羽は、青龍刀で刹那の攻撃を防いだ。


「お前を倒せば、全て終わる」と刹那は、ジャネットを展開した。



「操られていたのは、我のミス。こい!趙雲」と関羽もエメラルドグリーンのジャネットを展開し、激しい攻防戦が繰り広げられた。


「練師!なんで、関羽を連れているかは、知らないけど、お前が犯人なんだな?」と練師に尋ねた。


「私が、一番の被害者って言っても、信じないなら、戦うしかないと私は思う。だから、私と勝負して元譲」と練師は、本気だった。


「上等!刹那、頑張れ」と元譲は、刹那を応援した。


「この戦いには、意味がある。おもちゃは、おもちゃ、兵器は、兵器、だけど、この子達は、ひとを傷つけるだけの兵器ではないと証明する為の戦い。思う存分戦おう」と練師は、元譲に語った。


「戦争の道具にしたくない。それはこのこの元譲も同じ気持ち。だからこそ」と元譲も、本気だった。


「あの撃墜ホルダーの元譲と練師が互角に戦ってる」


「これが、生徒会の実力か」と次々とギャラリーが増えてきた。


「学園一は、練師か、元譲か、注目ね」と学園長も直接見にきた。



「強くなったね。刹那」と関羽は、笑った。



「本当に強いね。関羽は、迷いはない関羽は、やっぱり最強だよ」と刹那も笑った。


 しかし、お互い、決定打に欠けていた。


「最後は、コイツで」と刹那は、アトミックブラストキャノンを展開して照準を関羽に合わせた。


「なら、私も」と関羽もアトミックブラストキャノンを展開し、照準を趙雲に合わせ、お互い同士に放った。


「く、強い」と刹那は、苦戦した。


「これでおしまいー!!」と関羽は、ビームの出力を上げた。


「負けてたまるかー」と刹那もビームの出力を上げビームは、中央で爆発した。



 


 

 

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― 新着の感想 ―
熱いバトルがなんとも言えないですね。 面白かったです
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