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日刊2位、週刊3位、注目度32位アーマードガールズ三国伝  作者: 山田ケーニヒ
パラレルワールド

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特訓の成果


 連携プレーの特訓してから3ヶ月経ったある日、ガドルフ先生が笑いながら「だいぶ、連携のなんたるかをわかってきたようだな。どれ、実践形式でやってみるとしようか。お前達!」と発言してきた。



「本当にやるのか?」アルグランドは、不安そうな表情を浮かべ、バッハは、テンションを上げて「これならいけるって」と楽観的な反応を見せた。


 リューナとハルカは、真剣な表情のまま無言で武器を構えた。


「あの二人はやる気まんまんだぜ?アルグランド、付き合ってやろうぜ?ここまで付き合ったんだ。最後まで面倒みるのも、男の務めだぜ?大将」バッハは、アルグランドの背中を叩いた。


「腹を決めるか」アルグランドは、自分の頬を叩き気合いを入れ、双剣を構えた。



「そう来なくっちゃな。先生、手合わせよろしくお願いします」バッハは、グローブを魔法で形成し装着した。


「行くぞ、お前達。実践のつもりで来い!」ガドルフ先生は、生身で構えた。



 四人は、リューナをセンターに歌い始めた。


 リューナは、魔法でガトリング砲を形成し歌いながら、ガドルフ先生にぶっ放した。


 それに合わせて、ハルカは、魔法でミサイルポッドを作り出し、歌いながら、先生に向けてまとめて発射した。



「いいぞお前たち!」とガドルフ先生は、笑いながら覇気を全開に放出し地面に拳を叩き込みハルカとリューナの攻撃を防いだ。


 (次はおれのパートか)アルグランドは、リューナとハルカの後に歌い出し高速でガドルフ先生の背後を取り斬りかかった。


「いいぞ!連携が取れてるぞ!」とガドルフ先生は、喜びながら、アルグランドを蹴り飛ばそうとした。


 その時、タイミングよくバッハが歌いながら、先生に殴りかかってきた。


 ガドルフ先生にバッハの拳が命中し、先生は、吹っ飛ばされた。


 先生の服はぼろぼろになり、上半身の筋肉が剥き出しになった。


 ガドルフ先生は、ぼろぼろになった服を破り捨てた。


「面白くなってきた。うまく私を撹乱できてるぞ。お前たち!やれば出来るじゃないか」ガドルフ先生は、心底喜んだ。


 (今が攻め時だ!いけー) ハルカは、歌いながら残像を作り出し接近し先生に目掛け至近距離でミサイルを放った。


「ぐおー!」ガドルフ先生にハルカは、大ダメージを与えた。


 リューナとアルグランドは、アイコンタクトを取り


 (一緒にフィニッシュしよ) とリューナは、アルグランドに合図を送り彼はそれを受け取り、歌いながら高速で移動し、リューナのメイスとアルグランドの双剣が、ガドルフ先生の首を捉えた。


「そこまでだ!」ガドルフ先生は、大声で止めた。


「見事だった。見事な連携だった。合格だ。これで他の生徒たちとも連携うまくいくだろう。これまでよくついてきてくれた。お前たち生徒に礼を言うありがとう!」とガドルフ先生は、四人に抱きつき抱擁した。


 リューナ達は、照れくさそうな表情を見せた。


 

 

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