風紀委員会vs不良生徒
風紀委員会委員長である橘花興覇は、水泳部のエースである。
しかし、不良女子生徒達が、量産型アーマードガールズで興覇に襲いかかっていた。
「貴女達、ここで私と戦いを挑んでくるなんて命知らずよ。孫権やっちゃって」と興覇は、自分の愛機である孫権真弥に命令を下した。
「御意。ボッコボコしたる」と孫権は、やる気満々だった。
「相手は一機、こっちは、三十機勝てる!」
「いけー」と不良女子生徒が量産機のアーマードガールズを孫権にぶつけた。
しかし、三十機では相手にならず、水中戦で返り討ちにあった。
「他愛もない」と孫権は、一瞬の油断を見せた。
すると、何処からか、魚雷が孫権を襲った。
「まさか、水中用の武器!?」と孫権は、驚いた。
「孫権!避けてー」と興覇と叫んだが、それより早くに孫権に魚雷がまともに命中した。
「孫権ー」と興覇は、叫んだが、孫権から返事はなく、興覇は、水に潜って孫権の様子を見た。
すると、両腕をなくした哀れな姿になった孫権を目撃した。
孫権を回収した興覇は、プールから上がった。
「興覇、ごめんなさい」とズタボロになった孫権は、主に謝った。
「一体誰?こんなことをしたのは!」と興覇は、怒鳴ったた。
すると、プールに微かに魚影が見えた。
「誰の機体よ!?あんな奴は、居なかった。誰よ、出てきなさい」と興覇は、怒鳴った。
「あの、忌々しい風紀委員会委員長の橘花興覇の泣き顔が眺めれる。最高に気分がいいわ」と更衣室のドアから、一人の女子生徒が姿を見せた。
「貴女は・・・・副委員長の影山文長、てことは・・まさか・・・・あの魚影は・・・・・水中機体、王異麗花。風紀委員会を裏切ったということですか?文長副会長」と興覇は、怒りを露わにした。
「貴女は、学園の覇権争いには、邪魔な存在だから、排除下まで興覇委員長。貴女は、邪魔なんですよ。我々、月詠にはね」と文長は、語った。
「大方、目星は、着いてたんでしょ?こそこそ、孫権達が嗅ぎ回っていたから、正直、予定外なんですよねー貴女が真相に一番近くにいたから、消すしなないので、あそそ、今の王異は、ロボット三原則は、無視していいって言ってあるので、普通に人を殺せちゃいますよ?小型の殺人マシンです。ロボットにあの世なんてあるかは、わかりませんが、興覇委員長、孫権と一緒に死んでくれませんか?目障りなので、色々と。麗花、やっちゃって」と文長は、王異に命令を下し、王異は、銃を興覇に向け、放とうとした。
その時、高速で王異に接近する機体が現れた。
「興覇先輩。無事ですか?」と元譲が姿を見せた。
「まさか!」と文長は、叫んだ瞬間、王異は、あっさり、刹那に壊され機能停止した。
「形勢逆転です。お待たせ孫権」と刹那が割って入った。
「刹那、孫権は・・・もう・・・・」と興覇は、今にも泣きそうだった。
「影山文長。貴女を殺す」と刹那は、怒りを露わにしてガトリング砲を文長に向けて威嚇射撃をした。
「刹那には、ロボット三原則を無視しろって命令下したから、貴女を殺せるよ文長先輩。まさか、ハッカー集団の一人だったとはね。少し話を聞かせてもらいましたよ」と元譲は強気で話した。
「もう少し、早くに助けれたんじゃないの?元譲」と興覇は、元譲に怒りをぶつけた。
「文長先輩の王異が、シャチに変形して泳いでたから、水中戦なら、孫権の勝ちかなと思ったんですけどね。ごめんなさい。もっと早くに行くべきでした」と元譲は、興覇に謝った。
「今のうちに・・・」と文長は、立ち去ろうとしたが、刹那が、ガトリング砲を文長の脚に当て怪我を負わせた。
「言ったはずです。次は当てると」刹那は、怒り心頭だった。
「まさか、私を殺す気じゃ・・・・」と文長は、怯えた。
「首謀者を言え」と刹那は、文長に命令した。




