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導火線

かつて世界を救うために銃を手にした男は、今、自らの正義に疑問を抱き始めていた。

静寂の拠点にこだまするのは、過去の声と、未来の足音。

新たな任務、新たな出会い――そして、心を揺さぶる問いかけがレオの中に静かに火を灯す。

“戦う理由”を胸に、彼はまた、歩き出す。


レオ・ヴァレンティスは無言のまま装備を外し、拠点のモニターを見つめていた。画面には「V.P」のロゴが青白く浮かび上がり、無機質な光を放っている。まるで冷たい監視の目のように。


冷たい蛍光灯の下、規則的に並んだデスク。画面越しに響くのは組織の勧誘映像だったが、レオはそれを一瞥もしない。ただ、指先でグローブを引っ張り、指の隙間から血の感触を確かめる。乾きかけた血の匂いが、鼻の奥にわずかに残っている。


足音を響かせ、事務所の奥へと向かう。通路の先には、ソファに寝転びながらテレビを眺めている男がいた。


「クマがひでえな。嫌なことでもあったのか?」


目を細めて蛇のような笑みを浮かべ、片手でポテトチップスをつまむ。カイル・ヴァルト。レオの同僚であり、常に飄々とした態度を崩さない男だ。


「……。」


レオは答えず、装備を無造作に置いて歩き出す。カイルは肩をすくめ、袋をカサカサと鳴らした。


「ったく、根暗だなお前は。まあ、いちいち気にしてたらやってらんねえもんな。」


レオはその言葉にも反応せず、デスクへ向かおうとする。しかし、その前に立ちはだかる影があった。


「処理は完了したか?」


低く響く声。目の前には、エリック・ドレイク──レオの直属の上司が腕を組んで立っていた。鋭い目つきに、無駄のない動き。長年の経験が滲むその表情は、まるで鉄のように冷たかった。


「ええ、痕跡は全て消しました。」


「よろしい。感染者は例外なく処理しろ。年齢も、泣き叫ぶ声も、関係ない。」


その言葉に、レオは一瞬だけまぶたを閉じる。脳裏に浮かぶ、倒れた少女の姿。


──助けを求める声。伸ばされた手。


しかし、レオは迷いなく引き金を引いた。


「……。」


「次の司令はまだ来ていない。何かあればまた後日伝える。それまでは休め。」


「わかりました。」


短く返事をし、エリックの前を通り過ぎる。彼はそれ以上、何も言わなかった。


レオは掲示板の前で立ち止まった。自分の名札を手に取る。指先にわずかに力がこもる。『レオ・ヴァレンティス』──何度も見慣れたその名が、今はやけに遠いもののように思えた。


彼はそれをポケットにしまい、静かに拠点を後にした。


拠点を出たレオの視界に広がるのは、レオの住むこの市街地ーーアステリアの街並み。

ホワイトタワーから配属された頃から、この街も他の街と同じく、どこか壊れかけていた。

アステリアはホワイトタワーの管理下にある街の中でも比較的整備されている。それでも、どこか無機質で、生気のない人々が行き交う様子は、まるで機械仕掛けの都市のようだった。


この街にもV.Pの事務所はいくつかあり、それぞれが異なる任務を担当している。

レオの事務所には、エリック、カイル、そして事務員が何人かいる。

人数こそ少ないが、エリックの采配が優れている為に仕事の質では他の事務所に引けを取らなかった。


自室に戻ると、レオは無言のまま武器の手入れを始めた。銃身を磨き、細かい汚れを取り除く。しかし、どうしても手が止まる。


ふと、テレビに映った自分の顔が目に入った。疲れた目、無表情な顔。


「胸は痛くならないの?」


──あの女の声が頭にこびりついている。


今まで何人殺してきた? その問いに即答できないほどの数だ。だが、それでも心が揺らいだことはなかった。


なのに、どうしてあの言葉だけが離れない?


レオはため息をつき、再び手元の銃に目を向けた。


翌日、レオは配給を受け取るために街へ出た。


拠点を出ると、冷たい風が頬をかすめる。灰色の空、無機質なビル群。行き交う人々は誰もが無言で歩き、目を合わせることすらない。


そんな中、一際目立つ存在があった。


レオは足を止める。


──あの女だ。


彼女は街の雑踏の中に立ち、周囲とはまるで違う空気を纏っていた。


「……。」


気づいた彼女が、ゆっくりとレオの方を見た。


「こんなところで会うなんてね。」


「なぜお前がここにいる。」


「お前じゃない…ルナ。それから私はここに住んでるの。」


レオは無言で彼女を観察する。彼女はマスクをしているが、その表情は隠しきれていない。


「そのマスク、必要か?」


ルナの目元が小さく微笑む。


「紛れるため。」


「……。」


沈黙が流れる。


「昨日の件…何も感じてないみたいだね。」


唐突な言葉にレオの眉がわずかに動く。


「…ああ。」


「……胸は痛くならないの?」


ルナの問いかけが、鋭い刃となってレオの意識を切り裂く。


一瞬、沈黙が落ちた。


まるで時間が止まったかのように、周囲の雑踏が遠のいていく。心臓の鼓動だけが耳に響く。


レオは目を細め、ゆっくりと息を吐いた。


「……そんなもの、とうに捨てた。」

そう言いながら、ふと脳裏に浮かぶのは、幼い頃、誰かの手を取ろうとした瞬間。

だが、その記憶はすぐに闇へと沈んでいく。

自分の声がどこか空虚に響いた。

まるで、誰かが別の人間のふりをして喋っているような、そんな違和感があった。

それをかき消すように、レオは視線を落とした。


ルナは微かに首を傾げる。

「ふうん。」

その目が、まるで夜の闇のように深い。光を反射しているのに、底が見えない──そんな奇妙な感覚に、レオはほんの一瞬だけ息を詰まらせた。

ルナはじっと彼の目を見つめる。


「あなたは、逃げたくならないの?この世界から…自分自身から。」


その言葉が、妙に重く響く。


レオは視線を外し、ゆっくりと息を吐いた。


「俺はこの世界のために戦っている。」

その言葉を口にするたび、心のどこかが冷えていくのを感じる。

V.Pの理念は明確だ。感染者を排除し、世界を守る。それが正義のはずだった。

だが──本当にそうなのか?


「戦ってる? 何と?」

ルナの声は静かだった。だが、その静けさが、レオの中に小さな波紋を生む。

自分は何と戦っている? V.Pの理念? 感染者? それとも──。

その答えが見つかる前に、レオは目を伏せた。


「……本当にそれが正しいと思う?」


レオは息を詰まらせた。

即答できない。

だが、言葉を捻り出すように答える。


「それが俺の戦いなんだ。」


レオはルナを見た。

だが、その目の奥には、何も映ってはいないような気がした。

それでも、彼女の問いかけだけが、頭の中でこだまし続けていた。 


……その時だった。


ふいに、遠くからレオ達を観察する誰かの視線を感じた。


(…気のせいか?)


いや、違う。


レオは周囲をさりげなく見回す。

だが、誰の姿も見えない。

ただ、胸の奥に奇妙なざわつきだけが残った。


ルナは小さく笑い、レオに背を向けて雑踏に紛れていった。


レオはその背中を見送った後、腕に取り付けてあるデバイスの操作を始める。


(ルナ・ラズライト。)


画面に表示された名前の横には、"所属不明"

の文字。

それどころか、過去の記録すら存在しない。


まるで——最初から存在しなかったかのように。


レオは小さく舌打ちをし、デバイスから手を離した。


(……何者なんだ…お前は。)


次の日、エリックから呼び出されたレオは拠点へと向かった。


「次の指令だ。」


「内容は?」


「北西に位置する市街地、ヘルムロックにいるある人物を中央部のホワイトタワーへと護衛して欲しいとのことだ。」


「ある人物とは?」


エリックは茶封筒の中から資料を取り出し、レオへと渡すとレオは内容を確認する。


「カーテル・レイドという学者だ。ヘルムロックでの調査を終えたので中央部へと帰還したいとのことでな。中央部から我々に依頼をしてきた。」


「中央部からの指令ですか。だったら脅威はハイエナだけか。」


「奴ら以外は手を出してこないはずだ。」


「分かりました。」


「まぁ待て。」

話を終え、立ち上がるレオをエリックは引き止める。

嫌な予感がした。


「今回の任務は比較的、安全な部類だ。だから新人を連れて行って欲しい。」


「……誰を?」

また面倒なことを頼まれてしまった。

新人の面倒などみたくもない。

1人で行動をした方が安全性も高いというのに。


「そう睨むな。新人の中でもまだ根性のあるやつだから。それに本人からのご指名だ。お前は慕われているな。」


「…ふん。」


今までにレオは何人か新人の面倒を見てきたがどれも臆病な者ばかりだった。

逃げだす者、子供のように駄々をこねる者。

簡単な任務も新人を連れて行ってしまえば一筋縄では行かなくなる。

だから一人でやるのがレオには楽だった。


「それでその新人とは?」


「入ってこい。」


外で待たされていた新人が部屋の中へと入ってきた。

センター分けの波打つ髪で爽やかな笑顔をレオへと向ける新人。

しかしレオは新人とは目を合わせなかった。


「どうも、今回はよろしくお願いします。」


仕方なく新人の方へと顔を向ける。

だが、元気よく挨拶をする新人にレオは露骨に嫌そうな顔をする。


「新人って…事務員のトロイのことですか?」


「ああ、彼から現場入りをしてみたいとの提案があってな。認めることにした。」


トロイ・ガント

二十代前半の口うるさい若輩者。

レオとは違い、根暗とは真逆の陽気に溢れる青年だ。


「俺ではなく、カイルに頼め。」


「頼んではみたんすけど…断られて…。」


「断ってもいいのなら俺も断る。」


エリックにそう伝えるが首を横に振り、拒否権は何故かレオにはなかった。


「カイルは優秀なやつだが人に教えれるやつじゃない。その点、お前は規律にも厳しく、現場のことをよく分かっているだろう。」


「俺はあいつから教わったんですが…。」


「そんな嫌そうにしないで俺からもぜひっ、お願いします。」


二人の顔を見るとため息を吐くレオは返事をせずに部屋から出ていく。


「あれって…いいってことですか?」


「ああ、着いていけ。」


取り残されたトロイはすぐにレオの後を追いかけた。


装甲車内。


「それでレオ先輩は凄いっすよね。必ず任務を達成して五体満足で帰ってくるんですもん。何度かここでみたことあるけど、大怪我してる人も中にはいるじゃないですか?そんで体を機械化する人とかも…やっぱり、それだけ危険ってことですよね。いやー凄っく緊張して今も体が震えてますよ。ってそういえばレオ先輩も体いじったりしてるんすかっ、怖くて俺できねぇんすよね。」


レオはうんざりしていた。

ヘルムロックへと向かう車両の中、止まることのない言葉の弾丸を永遠にトロイから撃たれ続けていることに。


「この装甲車も凄いですよね、任務に行く時はこの装甲車で毎回、向かうんですか?」


「ああ…。」


「今って至る所にバリケード作られてて検問所を通らないと市街地には入れないじゃないですか?やっぱり外だとこう奇襲されたりとかもあるんですよね。」


「…ああ。」


「今回ももしあったらどうすればいいですか?俺…正直にいうと実践は初めてで…いや…今まで紙とペンしか触ってこなかったから。あっでもペンは剣よりも強っていうじゃないですか。なら俺も戦えたりして。」


「…ああ。」


それからもずっとトロイのマシンガントークは止まらず、レオはずっとトロイの口へと物を突っ込むかどうかを考えていた。


『あー、聞こえるか?レオ、それからトロイ曲でも流そうと思っててよ。何かリクエストはあるか?』


運転手のジャグラス・ミラーから突然、車内へと通信が入ってくる。


「えっ、曲も聞けるんですか?」


『ああ、雑音なんかで集中出来ない時にリラックするさせるためによくかけるんだ。特にリクエストがないなら俺の好きな歌かけるからな。』


通信が途切れ、聞き覚えのある曲が車内へと流れ出す。

本来なら外に聞こえてしまうかもしれないと止めるように口を出すところだったがレオは目の前の人間兵器よりはマシだと考え、止めなかった。


「いやー…いい曲っすね。」


流れる音楽に合わせ、体でリズムを取るトロイからレオは目を背け、この地獄が早く終わることだけを願い、目を瞑った。


曲を口ずさむトロイの歌声をうんざりしながら聞きながらしばらくすると車内のライトが赤から緑へと切り替わる。

目的地へと着いた合図だ。


「フルフェイスのマスクをしろ、行くぞ。」


「あっライトが切り替わったのってこれそういうことなんすね。了解です。」


二人は装甲車から降りると辺りを見渡す。

人気はない、安全なようだ。


「あれ…市街地へはまだ遠くないですか?」


「この先はハイエナ達の住処だ。装甲車で向かってしまえば奴らはすぐに襲ってくる。だからここからは歩いて市街地へと向かう。」


「やっば…すげーびびってきました。」


不安、緊張からトロイは急に口数を減らし、辺りをキョロキョロと見渡し始めた。


「今からは俺の指示に従え、さもなければ死ぬぞ。」


「わっ…分かりました。」


「それと何か気づいたら即、伝えろ。」


レオが先行し、その後をトロイが続いていく。

大通りは避け、路地裏などの人気のない場所を選び、進んでいく。

あんなにうるさかったトロイも気づけば口数が減り、挙動不審に後をついて来ていた。

突然、遠くから足音が聞こえる。

レオはすぐに足音に気づき、物陰へとトロイと隠れた。


「………。」


銃を構えた男が目の前から歩いて来ている。

人数は一人。

ハイエナーー略奪者の一人だろう。

後ろからカチッと音が聞こえ、振り向くとトロイが銃を構えている。

レオはトロイの銃を下げさせ、人差し指を口元へと当てた。


「……。」


男は何もせず、そのまま通り過ぎていく。

周りに脅威がなくなったことを確認するとトロイは安堵の息を吐いた。


「はぁ…まじ…こえぇ…。」


安心するトロイの胸元をレオは掴み、トロイの顔へと顔を近づける。


「お前が今何をしようとしたのかはわからんがっ、指示があるまで銃を構えるなっ。分かったなっ。」


「あっ…えっ…ええ。すんません。」


トロイを押し退けるとレオは慎重にまた目的地へと向かい、歩き出した。

頭の中に嫌な過去が蘇る。

同僚とまだ入りたての新人を連れ、感染者を排除する任務に当たっていた時のことだ。

新人に感染者を排除するようにレオは命じたが新人は死をもたらす恐怖から任務を拒み、勝手に一人で帰還しようとし、ハイエナ達に囲まれていた。

新人を助けるために同僚と二人でレオはハイエナに挑んだが、錯乱した新人により、同僚は殺され、責任に押しつぶされた新人は行方をくらませた。

その時のことが思い浮かんでしまった。

あの時とは違い安全な任務だといえ、危険がないことは絶対にない。

常に警戒をしておかなければならないことをレオは知っていた。

警戒しながら先に進むと先でハイエナ達の足音や会話が聞こえてくる。

迂回をするのも考えたが見回りにしては数が多い。

何か、よからぬことを考えている可能性が高いと考えたレオは状況を確認するためにトロイを連れ、近くの建物の屋上へと上がることにした。

人気のない建物の中に入り、安全を確認しながら屋上へと向かう。

薄暗い階段を上がり、扉を開けると光が二人の目を眩ませる。

眩しい光が目を焼き付けながら、レオはマスクの機能にあるズーム機能を使い、先を見つめた。

少し先の大通りにバリケードが建てられているのが見える。

想定外の厄介な事態だ。

バリケードは広く、頑丈に作られ、周りにはハイエナ達が守っている。

二人では対処のしようがない。


「トロイ、お前もズーム機能を使ってバリケードを確認しろ。」


「任せて下さいっ。」


「どんな状況だ?」


「木材…鉄骨なんかで道が塞がれてて…結構…広いな。」


「人数、それから武器は?」


「見えるのは10人ほど、それから…全員がアサルトライフルやハンドガンなんかを装備してるっすね。」


「どこかに抜け道は?」


「…ここからじゃ…よく見えないのでなんとも。迂回した方が良くないっすか?」


「お前が奴らの立場ならどう考える?」


「…まぁ…迂回路にも手を回すっすね。」


「だろうな、それじゃ、奥に行く方法を考えるとしよう。」


二人はそれぞれ屋上からどこか抜け道がないかを確認する。


レオはあることに気づくが何も言わなかった。


「…ダメですね、どこにも抜け道なんてないっす。」


「あそこはどうだ?」


「あっち?あー通路なんて見えないっすね、建物で塞がれてて。まぁ……隣接してる建物の位置が近すぎて抜け道なんかもないと思いますね。」


「目に見える範囲で考えろ。」


「目に見える……あっ…あれだけ建物と建物が近いなら屋上から飛び移ればワンチャン…いけるかも。」


「ああ、上出来だぞ。」


口うるさい新人だと思っていたがどうやら洞察力はあるみたいだ。

レオは静かに頷き、立ち上がろうとした──その瞬間、ふと胸の奥に、あの声が蘇る。


──『あなたは、逃げたくならないの?』


ルナの声が、風のように耳元をかすめる。


レオは小さく舌打ちし、首を振った。

「くだらない……。」


自分に言い聞かせるように呟き、トロイへと視線を戻す。

それから来た道を引き返し、二人は先へと進んでいく。

進んでいくと屋上で見つけた建物へと到着し、二人は物陰へと隠れた。


「帰りのことを考えると戦闘はなるべく回避するべきだ。何故かわかるか?」


「いえ…わからんっす。」


「奴らは群れで行動する。一人でも仲間がいなくなれば騒ぎになるだろう。そうなれば俺たちがここを訪れたことがバレてしまい、帰りの警備が厳重になる恐れがある。だからここからは静かにそして誰にも見つからずに通り抜けるぞ。」


「そんなこと可能なんですか?」


「やるしかない。」


不安を感じているトロイの肩にレオは手を置く。


「俺には経験があり、お前は口うるさいが優秀な奴だ。俺達ならやれるさ。」


頷くトロイに頷き返し、二人は建物内へと侵入を始めた。


ご覧いただきありがとうございます。第二話では、レオの心に少しずつ芽生え始めた“違和感”と、それを引き出す存在としてルナが再登場しました。

一方で、新人のトロイとのやり取りを通じて、レオの不器用な優しさや、過去のトラウマも垣間見えてきたかと思います。

今後、彼の心の葛藤がどう変化していくのか。そして“戦う意味”がどこへ辿り着くのか。

ぜひ、引き続き見守っていただけると嬉しいです。

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