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異世界と香辛料とごはん ~属性変換出来ないけど、香辛料でごはんを作ります~  作者: 鬼灯菜月
大きな街の、武道大会。

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今度は、買う。

困った顔された。

この世界に来てから、知ってる…というより、見たことあるお魚は川で取ったヤツ以外いないから、どんなのが居るのか気になったんだけど…。

胡椒とか山椒があるくらいだから、マグロとかサーモンみたいな地球にも居るお魚なんかが居るんじゃなんて思ったんだけど…。


「オススメっててもなぁ、特段何か有るって訳じゃねぇしな。う~ん…、よく売れるのはコイツか?」


そういって、店主さんが持ち上げたのは、胸ビレの部分が翼みたいに大きなお魚だった。


「トビウオ…ですか?」

「おう!嬢ちゃんよく知ってたな。ちゃんと家事手伝ってるみたいだな。」

「あっ、いえ…。知ってるお魚に似てたので。」


地球に居たときに、何故か特別感があったからか見覚えがあった。

空を飛ぶ魚。実際は水面を走るみたいな感じだから飛んでる訳じゃないかもだけど、小学生だった頃の私にはソレに特別な何かを見いだしてたのかな?


うん。それはそれとして、おかしい。

トビウオは本来、夏頃が旬の筈なんだけど、こんな肌寒いような…というか寒い時期に居るようなお魚じゃないんだけど。


「この時期にも取れるんですね。私の知ってるのだと、夏の時期にしか取れないお魚なんだけど…。」

「なんか別の魚と間違えてないか?コイツは年中取れる筈だぞ?」


年中?そっ…か?異世界だとそういうこともあるか。

なんか、そういわれたら植物も魔力がなんやかんやで、多かったらいろんな所で育つとか聞いた気がするし、地球の頃の感覚で考えたら駄目なのかもなぁ…。


「そう…ですか。勘違いかもしれないです。」

「そうか。」


店主さんが私の顔をじっと見て、『う~ん』って唸っいる。なんだろう…、この世界だと常識とか?胡椒見たいに何処でも取れるの?なんか、恥ずかしくなってきてきた…。

あと、少し唸りながら、こっち見ないでくれると助かるなぁ…、ちょっと顔が…怖いかも。


「そうか、まあそういうこともあるか!」


何かを悩むのをやめたのか、また豪快に笑った。


「それで嬢ちゃん、どうする?買ってくか?」

「あっ、はい!買います。いくらですか?」


たぶん、顔はちょっと怖い感じだけど、本来はフレンドリーな感じな人なんだろうな。

多分いい人なんだと思う。そんな感じのオーラ?的なのを感じる。

うん…、知らないけど…。


まぁ、ちょっとしたトラブル?はあったけど、お魚が買えて良かった。

もうちょっと軽く漁港の中を見てから戻ろうかな…。


前回のお魚は、火が無くて泣く泣く売ることにしたけど、今度こそは食べれる!何にしようかなぁ~。

今後も遅れたとしても、密かに続けていくので、応援よろしくお願いいたします。


(そもそも、遅れないようにしたい…)

(遅筆とその他理由のダブルパンチ…。はい、言い訳です、ごめんなさい。)

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