宿屋さんと、ベッド。
ちょっと苦手なトマトスープを食べたあと、少し休憩しようって事になった。
ということで、これからお世話になる宿屋さんの、客室に行くことにした。
この宿屋さんは、一階がフロント兼食堂みたいな感じになってて、二階部分に客室があるみたい。
扉を開けてみて、始めに思ったことは、異世界漫画とかアニメでよく見るような、ベッドとちょっとした机が置いてあるような、木造の部屋だなぁ~くらいで、あんまり異世界ならではって感じの感動が無かった。
ほら、日本とかにあるビジネスホテルの客室にをみたような…そんな感じだった。
実際、サイズ感もそんな感じだし…。ちょっと大きいくらいかな?
部屋に入って、衝動的に動き出す。
ベッドに目掛けて。そう、ホテルに来たらやりたい事、ベッドジャンプですよ!
ベッドジャンプ!子供に戻ったから周りの目を気にする必要がなくなったのだよ!
いや~、いくつになってもこの衝動は消えないよね。
私がちょっと跳ねてたら、近くで見てたダリアさんが、まるで微笑ましいモノを見るかのように笑ってる。
うん、確かに今は子供の姿ですよ?でも、中身…というか、精神年齢自体は16才なんですよ。
そういう目で見られると恥ずかしい訳で…
うぅ……。
ちょっと冷静になった。やめよう…ちょっと辛い…。
そして、もう一人。バーベナさんはというと、さっきまでの私をみてか、ベッドを見ながらウズウズ、ソワソワしていた。
…ところを、ダリアさんに怒られてる。
うん。
やっぱり、年相応に行動しなくちゃな…。これからは気を付けよう。
年相応が、どっちなのか分かんないけど…肉体年齢?精神年齢?
ま、まぁ。今は子供だから…うん…。
本当に気を付けよう…。




