ヘトヘトな、男爵。
すっごい疲れた…。
ヘトヘトになって宿泊スペースに戻ってきた私を、レバーリーフさんが労ってくれる。
服選び…怖いぃ…。
適当に服を手に取ったら、それに合いそうなの合いそうなのって、ドンドン運ばれてきてずっと終わらない。
あれは地獄か何かなのか?
地球じゃ店員さんを避けてきた身としては、2人の「これ着て」攻撃は辛かった…。
この世界に来てまで、あの恐怖を味わう事になるとは思わなかった。
結局遅くなったから寝袋買いに行けなかったし…。
レバーリーフさんが建ててくれてたテントに入って、適当に荷物を置いたらご飯作ろう。
もうスゴいお腹空いた。
けど、疲れてご飯作るの面倒くさい。ということで、簡単に済ましちゃおう。
そして、新しく仕入れたお野菜を使いたい。
ってことで『ストレージ』から取り出したるは、ジャガイモ。
そのジャガイモの皮をむいてから、細長く千切りをしていく。
もう、正直太さとかバラバラでも良い。今回の料理にそんなこと気にしません。手抜きで簡単に作りたいのに、凝ったことしてたら本末転倒じゃないですか。
そして、千切りしたジャガイモの中に、胡椒を入れる。訳なんだけど、今回取り出したのは、ブラックペッパーさんです。
そう!なんと、乾燥がついに終わったのです!
とはいっても、ペッパーミルなんて高等なものはウチにはありません。ましてや、すり鉢ですらありません。
そう、ナイフだね。ナイフの柄の部分で軽く潰して、適当な荒さにしてから、中に入れる。
…んだけど、めちゃくちゃやりにくい。ブラックペッパーがコロコロ転がって、潰しにくい。
もう、何個かどっか飛んでいっちゃった…。
これは早急にすり鉢を買わないとな…。
胡椒がそこら辺にたまに生えてる雑草程度の認識の世界なら、ペッパーミルみたいな特化した道具とかはないだろうし、すり鉢なら有るんじゃないかな?
お薬作る過程に、擂り潰すとかありそうだし。
「よしっ、と。」
荒く潰したブラックペッパーを入れて、軽くかき混ぜたら、本来ならここで塩を入れて水分を抜くんだけと、塩なんか無いから、水抜きなんて不要!
最後に、今日買った小麦粉を少しだけ入れて、このままお鍋へGO!
いい感じに薄い円盤状になるようにして焼いて、なんかいい感じのタイミング…。いや、感覚だからタイミングとかよくわかんないけど、いい感じの所でひっくり返す。
うん。それっぽく焼き色付いたし、良いんじゃないかな?
後はもう片面もいい感じに焼いたら、完成!
地味にひっくり返すの失敗して、少しジャガイモがくっついて形が変になっちゃった、ポテトガレットモドキの完成!!
お皿に盛り付けたら、待ってくれてるからさっさと運んで食べよう…。
お腹空いたぁ…。




