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敗者側2次試験

^^


「勝ちましたね」

「ああ、ありがとうな」

「こちらこそです」


 互いに謙遜し合っているが、間違いなくアーノルドの功績だろう。

 2キルしたんだから。

 

 俺達は勝利したので次の部屋に進むとまた待機室だ。

 その前に服を着替えさせられる。

 俺達で恐らく8組目、かなり早目の勝利だった事になる。


 続々と人が来るなかに、猫背の男もいた。


「悪いな君、ちょっとこいつ借りる」

「全然、構いません」

「おい!俺はいいって言ってないんだが」


 ちょっと目をつけられて怖いのでついていく事にする。

 別に聞かれて困る話なら別室に行くだろうし、この部屋で待機なら話は誰かに聞かれるだろうから、どこでも良かったはずなのに、


「勝ったんだなお前」

「当たり前だ!負ける訳ないだろ」


 こいつは俺を強いと思っているのかおちょくっているだけなのかよく分からん。

 捻くれてやがる。


「これから恐らく合格し同じ学院のお前に挨拶をしておこうか

 俺はグラン・ヴェルド15歳 魔術師だ剣術も使えるが魔術師だ」

「おお、、よろしく俺はフェールイス・ユグドラシル

 元ハンターだ、用が出来てこの学校に入らなければいけなくなった17歳だ歳上だぞ」

「ここじゃ同い年の扱い年齢関係無いから」



 こいつは本当に嫌な奴だ。

 絶対に同じクラスにはなりたく無い。

 それでもこいつは割と俺の問いには答えてくれてるし、俺に興味を持ってくれているのは事実なのだろう。


「正直さ、合格するに値するレベルの奴ってあんまいないと思わないか?」

「いや?少なくとも俺のチームのアーノルドはこの学校に入りたい意思をしっかり持っている」

「じゃあ譲るのか?合格を」

「チームだからそれは出来んだろ」

「そりゃそうだな」


 こいつは頭を抱えながら話している。

 何かあったのだろうか、


「それでは次の試験を始める!」


「次は全組一切に戦ってもらう

 心臓と背中にある防御魔法(シールド)を割られたら脱落

 5組になったところで終了とする!

 それでは始め!!」


 その言葉と同時に地面の魔法陣が光って転送させる。

 やはり魔法陣の力は改めて凄いと感じる。

 人の手では出来ない事を軽々とやってのけるのだから。



 まさかの次はデュオのバトルロワイヤル、範囲も洞窟の近く無い安全な場所でかなり広く設定されてる感じか、

 こりゃ見つからない事が第一だと言う事が見て取れる。



 俺達は恐らく、運が良かった事に範囲の1番外側に出た、何故なら近くに警備の様な人がいるからだ。

 ここは荒廃して、人が住んでいない。

 恐らくここは学院の練習所として使われているのだろう。


「バトルロワイヤル……こりゃあいつの言った通り楽しそうだな」

「何か?」

「あ、いや何でもない」


 おっと、この世界にバトルロワイヤルなんて言葉は無いから変な奴だって思われてしまうところだった。

 今度からは気を付けないとな。


「ここは広い様に感じますが、相手とはそこそこ近くに転送されているのでまずは体力の温存をしましょう

 残り何組かも分からないので」

「詳しいな、経験者か?」

「はい……今年で3回目ですので」


 そりゃ流石だ。

 さらに聞いた事によると、2度もこのバトルロワイヤルを生き残っているらしい。凄いな。

 そして、マップ自体はそこそこな大きさだが、時間が掛らないよう何組かずつ近くに転送されるとの事。

 経験者は心強い。



「以外と出会わないじゃ無いか……」

(楽しみたいのにな)

「出会わずに勝てるならそれが一番ですよ」

「それもそうだな」


 数十分が経った所で、


「それじゃあ少し前に進むぞーー」


 警備の人が少し前に進んだ。

 これは恐らく、バトルロワイヤルで言う安全地帯だろう。

 これより外にいると失格になる感じの、以外とちゃんとしている。これで隠れている奴も強制的に動かざるを得ない。


(こいつ、流石に安全策取りすぎだろ……せっかくここまで来て楽しい競技来たのに、)


 俺はどうせ合格すると思ってるから、気楽だけど、アーノルドはこの試験に命を賭けている。

 戦うのは最後だけで良いと分かっているのだ。

 俺が異常でアーノルドが普通。

 当たり前の事だ。


 俺の目に木が燃えているのが見えた。

 そして、激しい剣が交わる音も近くで聞こえる。

 2組では無く、3組もしくは4組で戦ってるかもしれない。



「お!戦ってるなあ」

「そうですね、少しこっちに行きますか」


 そう言って、アーノルドは戦ってる方とは逆を指差す。

 正直俺はこの戦法に嫌気が刺していた。


「悪い!俺、戦ってくる

 敵を減らした方が楽だし、俺が行けば確実にお前は逃げられるだろ」

「駄目だ!最後は人数が多い方が有利なんだ

 1人だと狙われやすいから」


 俺はアーノルドの言葉を無視して戦場に赴いた。

 木が燃えている為ここら辺はかなり暑い。


「お?良いじゃん3チームもいる」


 俺は1人でカッコよく登場する。

 ちょうど良い高台から降りて着地と同時に衝撃波を放つ。


「取り敢えず、3組♪」

 

 


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