眷属化と女神様からのプレゼント
転移した先は草原でした。どこを見ても草原が続いている中、1軒の家が立っています。
「行ってみますか…。」
扉をノックします。
すると…
ガチャ
扉が開いて少女が出てきました。
「よくきたね。入って入ってー。」
「お邪魔します。」
何か知っているかもしれないのでとりあえず中に入ります。
「私は女神アテナだよー。」
「女神様でしたか。私はルシエルと言います。よろしくお願いします。
それでここに私を呼んだのは女神様ですか?」
「そうだよー。」
「それで私に何のようでしょうか?」
「あー、今日はねー。ルシルシに私からプレゼントがありまーす。」
「プレゼントですか?」
「そうプレゼント。元々ルシルシの力を持っていたルシファーは私の眷属だったんだー。
だからー、ルシファーの力を継いだルシルシにも私の眷属になってほしいんだけど。」
「いいですよ。ていうか逆に、ならせてください。」
何でそんなレアそうなのをいやがったりするわけないでしょ。
「それではルシルシ本人も了承したからー眷属になるための儀式を始めよー。」
「わかりました」
「なら私の前で片膝ついて」
「こうですか?」
「そうそう。それじゃー始めるよー」
そう言ってアテナ様は私の頭に手をかざすと光が私に伝って入っていきました。
「はい終了ー。」
女神アテナの眷属になりました
職業が処刑人から神の眷属に変更されました
???の加護が女神アテナの加護になりました
アテナの庭に行けるようになりました
スキル天撃を取得しました
神託スキル取得しました
空間魔法を取得しました
空間魔法;転移を取得しました
「その能力がさっき言ったプレゼントねー。」
「ありがとうございます」
「神託スキルは私が何かあなたに仕事を頼む時こっちから話すためのスキルだから。
後、私の庭に行けるようになったからこれ渡しとくね。」
「これは…」
私されたのは手を広げたぐらいの大きさの金色の鍵。
鎖がついていて体の横にくくりつけるみたいです。
「こんな感じかな」
「よく似合ってるよー」
「ありがとうございます。それでこれは?」
「その鍵は手に持って鍵を回す仕草をすると空間扉が開いて庭に行くことができるよー。」
「わかりました。また来ます。」
「いつでもまた来てねー。じゃあばいばーい」
そうして私は光に包まれて転移前の場所に戻ってきました。
「ふう、あれ?なんか服装が若干豪華になってますね。」
リボンが増えたりしています。もちろん全部漆黒の黒ですが。
さてさてもらったスキルでも試しにどこか行こうかな…
次は迷宮攻略かな…
2日も投稿をさぼってしまいました。すいません。