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この世界の私は堕天使です  作者: 千蹂ムラマサ(旧パンドラ)
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ミスリー山と幻惑の蜘蛛

暑い…

私たちは北の山に向けて出発しました。ちなみにこの北の山はミスリー山といって始まりの街の北側に連なるミステリール山脈のの一部の山で山脈の中で一番高い山らしいです。

冒険するにあたって買い忘れていた、テントと調味料、そして回復ポーションを買ってから北の門を出発することができました。ちなみに門からはスムーズに外に出ることができました。

「そういえばルシエルー。その背中についている黒いのなーにー?」

「それ、私も気になっていた。」

「これは堕天使の翼だよ。種族ランダムにしたら堕天使だったのだよ。」

「おーそれは凄い」

「ルシエルにはぴったりの種族だねー」

「あはは、ありがとう?で、みんなの種族は?」

「私は吸血鬼ー」

「私は悪魔だ」

「じゃあ二人もレアじゃん。ていうかランダムにしたんだ。」

「正直種族はなんでもいい」

「私は運いいからー。」

「こんなにも魔王軍らしい種族が揃うとは…。

 ノワは吸血鬼だから歯が鋭かったんだ」

「そうだよー。リームは背中に蝙蝠の羽みたいのがついてるー。」

「かっこいいだろ。」

「うん似合ってる」

「かっこいいーと思うよー。」

「そ、そんなことよりどうやら山の麓についたから洞窟探すぞ。」

「照れ隠しー。」

「いいから探すぞ」

「はいはい」




あれからしばらく歩いていますがなかなか見つかりません。うん?

「ねえ…二人共ここさっきも通ったよね。」

「本当だ」

「じゃあ幻惑を見せているてきがちかくにいるかもー」

「見つけた」

私が右のほうに落ちていた石を投げると茂みから大きな蜘蛛が出てきました。

すると巨大蜘蛛は私に飛びかかってきました。

「悪人断罪…」

私が蜘蛛の足に触れてそのスキル名を言うと…

グシャ

凄い音がして蜘蛛が粉々に引き裂かれました。

私には返り血がついてそこらじゅう蜘蛛の残骸と血だらけです。

「うわぁ…」

「ルシエル残酷ー」

「しょうがないでしょそういうスキルなんだから。」

「どういう効果のスキル?」

「私が堕天使になった時にもらったスキルで、

 簡単に言うと悪人などに触れるとその体をバラバラにできるスキル。

 私が持ってるもうひとつのスキル、邪を見通す魔眼であの蜘蛛が昔人間を虐殺してることがわかったから、悪人断罪を使った。」

「ルシエル残酷だし容赦なさすぎー」

「まあノワ、それはルシエルだからしょうがないだろ。」

「それもそうだねー」

私はそんなに残酷ですかねぇ。まあいいけど。

「そんなことより蜘蛛が出てきた方にほら洞窟あるよ。」

「本当だー」

「あそこじゃないか?

 さっきの蜘蛛がいなくなったし、また幻惑に引っかかっては無いと思うが」

「そうだね、いってみようか」

 「「おお」ー」






次は洞窟探検かな…

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